2008年5月20日、民政部國家災害対策センター衛(wèi)星リモートセンシング部は8月にも中國初となる災害対策衛(wèi)星3機を打ち上げることを明らかにした。最終的には8機からなる衛(wèi)星群で國內を監(jiān)視する。地上、空中、宇宙の各警戒網を統(tǒng)合することで災害発生時の対応速度の向上が見込まれるという。新華社が伝えた。

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同部の範（ファン）主任は「人工衛(wèi)星があれば被災地の情報をすぐにキャッチできると思っている人が多いがそれは誤りだ」と指摘した。災害が発生した時に衛(wèi)星が上空にあるとは限らず、また撮影には事前の準備ですぐには対応できないことも多い。また一部の衛(wèi)星では精度が足りず、実際の対策には役に立たないこともあるばかりか、天候によっては光學的探査手段が使えない場合もある。災害対策衛(wèi)星はこれらの問題をクリアするために開発されたという。

四川大地震では対策本部は人工衛(wèi)星19機から撮影された被災地の寫真317枚を受信している。そのうち中國衛(wèi)星は6機で、「自然または人為的災害時における宇宙設備の調和された利用を達成するための協(xié)力に関する憲章（國際災害チャータ）」に參加する日本、イタリア、アメリカなどの所有する衛(wèi)星が7機。殘る6機は同憲章に參加していない國家から善意により無償で提供されたものだという。（翻訳?編集/KT）