金融危機(jī)時(shí)に通貨を融通し合う中國と韓國の560億ドル（約6兆3000億円）規(guī)模の通貨交換（スワップ）協(xié)定が10日24時(shí)に満期を迎えた。両國の関連當(dāng)局が協(xié)定延長のための協(xié)議を継続しているという。

10日付の韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の中央銀行である韓國銀行の李柱烈（イ?ジュヨル）総裁は10日、再延長するための交渉について「まだすべてが完結(jié)しておらず、當(dāng)事者間の関連會(huì)議が今日もある」と述べた。

中國メディアの環(huán)球網(wǎng)によると、聯(lián)合ニュースは9日付で「期限が1日先に迫った中で延長するかどうかはまだ霧の中だ」とし、「韓國銀行と企畫財(cái)政部はまだ関連の內(nèi)容についてのコメントを極度に自制している」と伝えていた。

同じく9日付の韓國紙?毎日経済新聞は、2009年に締結(jié)され2回延長されたこの協(xié)定について、「韓國と中國の中央銀行は、期限を延長するために継続的に交渉してきた。だが、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の韓國配備をめぐる中韓間の外交的対立の悪影響により、交渉は順調(diào)に進(jìn)んでいない」とし、「延長されなければ、韓國の外國為替の安定性に悪影響を及ぼすことになる」とする専門家の見解を伝えている。

環(huán)球網(wǎng)によると、韓國國內(nèi)では、米國や日本に続いて中國との通貨スワップまで終了しかねない狀況に危機(jī)感が募っているようだ。韓國紙?東亜日?qǐng)?bào)は9日、米國と中國が自國の力を前面に出して小規(guī)模経済國の韓國に直接的または間接的な圧力を行使しているとし、韓國の「経済外交」が刃の上に立ったと指摘?！该讎n國製品への貿(mào)易障壁を高める中で、中國が韓國経済の変數(shù)として登場した」とし「中國との通貨スワップ協(xié)定が延長ができない可能性もあり、金融市場の緊張が高まっている。これは中國のTHAAD報(bào)復(fù)による余波だとする見方が多い」と伝えている。（翻訳?編集/柳川）