米國(guó)時(shí)間10日の取引で、阿里巴巴（アリババ）の株価が1％以上上がり、時(shí)価総額が4700億ドル（52兆6400億円）を超え、アマゾンを抜いた。ここ2年ほどで、アリババの時(shí)価総額がアマゾンを抜いたのは初めて。

米國(guó)で上場(chǎng)して以降、アリババは海外投資家から中國(guó)版アマゾンと見られるようになり、アリババとアマゾンを比較する海外メディアも増えた。アリババの馬雲(yún)（ジャック?マー）會(huì)長(zhǎng)も、ライバルへの言及をあえて避けることはせず、「アマゾンは敬意するに値する成功したeコマース企業(yè)」と評(píng)価したこともある。しかし、馬會(huì)長(zhǎng)が海外投資家に強(qiáng)調(diào)し続けているのは、アリババが単なるeコマース企業(yè)ではないという點(diǎn)だ。

実際、アマゾンもアリババも、その業(yè)務(wù)は早くからeコマースという範(fàn)囲を超えている。eコマースのほか、両社にとって最も重要な業(yè)務(wù)はクラウドコンピューティング。アマゾンウェブサービス（AWS）は、世界最大のクラウドコンピューティングサービスを提供しており、阿里雲(yún)（Aliyun）も中國(guó)市場(chǎng)で高いシェアを占めている。クラウドコンピューティングによる?yún)毪?、両社にとって非常に大きな位置を占めるようになっている。アマゾンに比べると、アリババの決済業(yè)務(wù)の前途も非常に明るい。その他、アリババは映畫や音楽など、デジタル?エンターテインメント業(yè)務(wù)も展開している。

現(xiàn)在、アリババとアマゾンは、時(shí)価総額で世界トップ10に入っている。時(shí)価総額が4000億ドル（約44兆8000億円）以上の企業(yè)は世界でも少なく、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、Facebook、世界でも五本の指に入る資産家のウォーレン?バフェットが會(huì)長(zhǎng)兼CEO を務(wù)めるバークシャー?ハサウェイなどで、そこに今年、アリババと騰訊（テンセント）が加わった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN）