<四川大地震>毎日80kmを往復(fù)、父親を探し歩く少年…―四川省

Record China    2008年5月22日(木) 1時(shí)46分

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20日、四川省じゅうほう市で、ある16歳の少年は母親を亡くしたが、父親ともはぐれてしまった。毎日往復(fù)80kmもの道のりを、唯一の肉親である父親を探して歩いている。毎日遺體を見て歩いたが、父親は見つかっていない。寫真は同市の被災(zāi)地。

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2008年5月20日、河南商業(yè)報(bào)によれば、母親のいない、四川省什●(じゅうほう=●は方へんにおおざと)市に住む16歳の少年が、毎日往復(fù)80kmもの道のりを、地震で行方のわからなくなった唯一の肉親である父親を探して歩いている。

その他の寫真

12日の地震発生當(dāng)時(shí)、少年は學(xué)校で授業(yè)を受けていた。突然の激しい揺れの中、生徒たちは先生の誘導(dǎo)で安全な場所に避難した。少年は崩れ落ちる建物を見ながら、家のこと、父親のことを思った。地震がおさまると、少年は家へ走った。家は倒壊寸前で、近所の人に頼んで父親に電話してもらったが、つながらなかった。

少年は、父親の働いていた工場のある地域は特に被害が激しかったらしいと聞いた。13日、家から工場までは40kmほど離れていたが、少年は父親を探しに行くことにした。崩壊した道路、倒壊した家屋、崩れ落ちてきた巖々を目にしながら、少年はようやく工場にたどり著いた。

工場は完全に廃墟と化していた。少年は父親の名を呼び、探し回ったが、いっこうに見つからない。暗くなって、少年は家に戻った。そして翌日も、その翌日も、少年は父親を探しに行った。

地震から7日間、父親から連絡(luò)はない。少年は毎日遺體の中に父親がいないか探して歩いたが、未だ見つかっていない。少年は3年前に母親を癌で亡くしており、「父は僕のたった1人の家族だから、見つかるまで諦めない」と話している。そして、がれきの中から新たに遺體が発見されたと聞くと、父親ではないかと駆けつける日々が続いているという…。(翻訳?編集/岡田)

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