Record China 2017年10月12日(木) 11時(shí)30分
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中國(guó)メディアの上観は11日、「東芝の不正會(huì)計(jì)から神戸製鋼のデータ改ざんまで。日本の製造業(yè)はどうしたのだ?」と題する論説を掲載した。資料寫真。
中國(guó)メディアの上観は11日、「東芝の不正會(huì)計(jì)から神戸製鋼のデータ改ざんまで。日本の製造業(yè)はどうしたのだ?」と題する論説を掲載した。論説は、日本企業(yè)の不祥事が多発している背景には、國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)で不利な狀況が進(jìn)行しつつあることがあると指摘し、「日本の製造業(yè)神話はもはやこれまでか?」などと論じた。
神戸製鋼は1905年の創(chuàng)業(yè)だ。上観の論説はまず、神戸製鋼を「日本の三大製鉄會(huì)社の一つであり100年の老舗」と紹介した上で、最近になりアルミ製品や銅製品の品質(zhì)データを改ざんしていた狀況を説明。神戸製鋼のデータ改ざんはこれまでにも報(bào)じられており、10年前には始まっていたとした。
さらに、三菱自動(dòng)車の燃費(fèi)データ改ざん、東芝の不正會(huì)計(jì)問題、食品の原産地偽造問題、検査データの不正操作を伴うタカタのエアバッグの大量リコールなどを挙げ、一連の事件は個(gè)別企業(yè)の問題ではなく、「日本企業(yè)全體が置かれている狀況に関係する」との見方を示した。
そのうえで、日本経済が「失われた20年」を経てからも、正常な発展の軌道を回復(fù)していないと主張。企業(yè)は生き延びることが難しくなり、利益を最大化して市場(chǎng)シェアを守るために一部企業(yè)が極端な手法、あるいは詐欺という手段を排除しなくなっていることは、日本國(guó)內(nèi)の経済が直面する経済の下降圧力を反映していると論じた。
また、安倍政権が進(jìn)める「アベノミクス」については、構(gòu)造改革と製造業(yè)の転換を強(qiáng)調(diào)しているが、力不足で結(jié)果も思わしくないとの見方を示した。
論説によると、上海対外経済大學(xué)日本経済研究センターの陳子雷(チェン?ズーレイ)主任は、「日本企業(yè)は國(guó)外における名聲があるが、実際には生産管理における欠陥、例としては製品データや生産期データの改ざん、粉飾決算などはこれまでにも存在してきた」と指摘。日本文化の「家の恥は外に出さない」という考え方が、企業(yè)や業(yè)界が不祥事を外部に出さず、內(nèi)部で解決したがることに影響している、との見方も示した。
陳主任はさらに、日本の製造業(yè)企業(yè)には「過去の蓄積で食いつないでいる」感覚があるとし、しかも「過去の蓄積」は減りつつあり伝統(tǒng)的な競(jìng)爭(zhēng)力は周辺國(guó)に蠶食されていると指摘。また、日本國(guó)內(nèi)の経済體制と管理モデルは保守的で、大企業(yè)は伝統(tǒng)的な管理モデルを使い続け、企業(yè)の自己革新や事故浄化能力の向上は目立っていないと論じた。
日本を訪れる中國(guó)人旅行者の「爆買い現(xiàn)象」が発生したことで象徴されるように、中國(guó)人の間では日本製品の品質(zhì)について“信仰”とも言える高い信頼感があった。日本企業(yè)の「誠実さ」についても定評(píng)があり、中國(guó)企業(yè)の不正事件が発覚するたびに、日本企業(yè)を引き合いに自國(guó)の問題點(diǎn)を批判する記事などもしばしば発表された。
神戸製鋼のデータ改ざんに至る一連の不祥事が、中國(guó)人の日本製品や日本企業(yè)、ひいては日本人や日本そのものへの見方を変えてしまう可能性も否定できない。論説は「日本の製造業(yè)神話はもはやこれまでか?」と表現(xiàn)して、日本の製造業(yè)に対するこれまでの高い評(píng)価を疑問視した。陳主任は、日本企業(yè)はすでに「神棚から下りた」と表現(xiàn)している。(翻訳?編集/如月隼人)
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