2017年10月11日、チャイナデイリーは、「中國人観光客の民度は低い？洛陽のランチ屋臺の実力が橫っ面をひっぱたく」と題した記事を掲載した。

【その他の寫真】

記事は冒頭、「ここ數(shù)年、長い連休に中國人観光客が批判の対象になるというのが恒例化してしまった。列に割り込む、大聲で騒ぐなどといった中國人の10大悪習(xí)を並べる人もいる。しかし、今回の件は中國人観光客の名譽(yù)回復(fù)につながるかもしれない」としたうえで、河南省洛陽市の観光地で國慶節(jié)期間中に無人販売の屋臺が登場したことを紹介した。

5日、同観光地で「1元（約17円）無人販売ランチ」の屋臺が出現(xiàn)。この屋臺の會(huì)計(jì)所には店員がおらず、料金箱が1つ置かれているのみで、そこには「無人です。ご自身でお金を入れ、お釣りを取ってください」と書かれていた。同日午前11時(shí)から午後2時(shí)までに1100食あまりが売れたが、1000人を超す観光客がしっかり列に並んで買い求めていたという。しかも、料金箱には1167元（約1萬9900円）入っており、食い逃げする人がいなかったうえに料金を1元よりも多く入れた人までいたことが明らかになった。

記事は「殘念なことに、このようなことは一般的ではない」と指摘し、甘粛省蘭州市のBRTバス停に設(shè)置された図書コーナーでは、設(shè)置からわずか2カ月あまりで乗客が本をすべて持っていってしまったという事例を紹介。

しかし、「國民のモラルを高めるには時(shí)間がかかるが、それを口実にしてはいけない。自分から進(jìn)んで列に並ぶべきは並び、支払うべきは支払い、守るべきルールは守らなければいけない。そうすることで初めて、外國人から見た中國人の悪いイメージが拭い去られ、社會(huì)の風(fēng)紀(jì)の改善につながるのだ」とした。（翻訳?編集/川尻）