2008年5月21日、中國(guó)政府はガソリンなどの石油製品の小売価格制度の改定に向けた最終調(diào)整に入った。早ければ6月にも新制度を発表する見通しだ。21日付東方早報(bào)が関係者の話として伝えた。

中國(guó)の石油製品小売価格は政府が統(tǒng)制しており、原油価格の変動(dòng)が小売価格に反映されていない。このため最近の國(guó)際原油高の影響を受け、國(guó)內(nèi)の石油精製業(yè)は赤字が続き、価格制度の見直しを政府に求める聲が上がっている。

関係者によると、國(guó)家エネルギー局、國(guó)家発展改革委員會(huì)、國(guó)有石油大手2社は価格統(tǒng)制解除に向けた検討を始めており、現(xiàn)在最終調(diào)整の段階。早ければ6月にも統(tǒng)制を解除する可能性が高い。

同関係者によると、政府は當(dāng)初8月をめどに価格統(tǒng)制を解除する方向で調(diào)整してきたが、四川大地震の影響で國(guó)內(nèi)の原材料高、エネルギー高の今後より一層の加速が予想され、予定を早める格好だ。

エネルギー専門家は、価格統(tǒng)制が解除となれば小売価格の上昇は必至で、國(guó)內(nèi)の投機(jī)的な需要を抑制することが可能だと指摘した。（翻訳?編集/HI）