先ごろ、ヨーロッパ初の中國語?英語のバイリンガル小學(xué)校の入學(xué)開始がマスコミに注目されている。この英ロンドンにあるKensington Wade小學(xué)校が、ヨーロッパ、米國、南米などの地域から第1陣となる學(xué)生15人を迎えた。今後、半數(shù)の授業(yè)が中國語で行われ、中國の教科書も導(dǎo)入する見通しだ。ヨーロッパ初の中國語?英語バイリンガル小學(xué)校の設(shè)立は、現(xiàn)在の中國語ブームの縮図であり、各國の人々が中國語の學(xué)習(xí)を通じて中國に対する理解を深め、中國の「友人サークル」に溶け込みたいという思いを表している。

中國語ブームが世界各國で展開している。米國國際教育委員會のデータによると、米國において、中國語を勉強する小中學(xué)生の人數(shù)が爆発的に増加し、2009年から2015年まで、その人數(shù)が2倍増となった。フランスのメディアによると、この十年間、フランスで中國語を勉強する小中學(xué)生の人數(shù)が以前の16倍となり、初等教育?中等教育において中國語はすでにスペイン語、ドイツ語、イタリア語に続き、四番目の「第二言語」となった。ドイツでは中國語を中學(xué)校の試験科目に加入した州がたくさんある。また、2016年以來、南アフリカ、モーリシャス、タンザニア、カメルーン、ザンビアを含めたアフリカの國々が、中國語を國民教育システムに相次いで導(dǎo)入してきた。統(tǒng)計によると、現(xiàn)在、世界では中國語を勉強している人數(shù)は2004年の3000萬人から1億人にまで増加した。

世界で広がっている中國語ブームは、世界各國が中國の將來に対して自信を持っていることを表している。中國語を身に付けることは個人価値を高め、將來の個人発展にチャンスをもたらすことができると思われている。子供にKensington Wade小學(xué)校を通わせる保護者は、中國語學(xué)習(xí)は將來的にチャンスをより速くつかむことを意味すると考えている。英國産業(yè)連盟（CBI）が行った291社の英國企業(yè)を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査によると、會社に最も歓迎される外國語について、「中國語」と回答する割合は31％に達し、歐州言語以外では最も歓迎される外國語となった。

特色のある中國語ブームは、世界各國の人々が今、中國文化を深く理解したいという思いを表している。人々は中國語を勉強し、漢字を通して、千年も続く中華民族の歴史の秘密を解読しようとしている。米國の漢學(xué)家、「漢字おじさん」と呼ばれるリチャード?シアーズさんは漢字文化に打ち込み、30萬ドル（約3367萬円）もの資金をつぎこんで漢字研究を行っている。また、漢字字源のウェブサイトを作り、漢字を分析することで、世界の人々が漢字の裏側(cè)にあるストーリーを知ってもらおうとしている。

中國語ブームはすなわち、中國ブームである。中國の國際社會での影響力向上に伴い、絵のような四角い形をした漢字がますます多くの海外の授業(yè)に進出し、中國語で語られる中國や世界の物語を聴く人もますます増えていくに違いない。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集HQ）