2017年10月13日、韓國(guó)?JTBCによると、韓國(guó)で樸槿恵（パク?クネ）政権當(dāng)時(shí)、大統(tǒng)領(lǐng)府が14年に起きた旅客船セウォル號(hào)慘事以降に國(guó)家危機(jī)管理の基本指針を違法に変更していたことが明らかとなった。

樸前政府はセウォル號(hào)慘事以降の數(shù)年間、メディアや野黨から「コントロールタワーの役割を果たせなかった」との指摘を受けるたびに「大統(tǒng)領(lǐng)府は災(zāi)害のコントロールタワーではない」と主張してきた。これに対し、國(guó)民からは「300人以上が死亡した大規(guī)模慘事の後に大統(tǒng)領(lǐng)府が言う言葉ではない」「政府は無能な上に無責(zé)任」などと批判する聲が相次いでいた。実際、大統(tǒng)領(lǐng)府の國(guó)家危機(jī)管理の基本指針には「國(guó)家安保室長(zhǎng)は安定的な危機(jī)管理のためコントロールタワーの役割をする」との規(guī)定が存在していた。しかし、セウォル號(hào)慘事以降、大統(tǒng)領(lǐng)府はその部分に赤いボールペンで二重線を引き、下に手書きで「國(guó)家安保室長(zhǎng)は國(guó)家の危機(jī)に関し、大統(tǒng)領(lǐng)の安定的な國(guó)政遂行を補(bǔ)佐する」と書き込み、修正していたという。さらに「國(guó)家安保室長(zhǎng)は安保、災(zāi)害の分野別に危機(jī)の兆候リストや狀況の情報(bào)をまとめて管理する」との部分は「國(guó)家安保室長(zhǎng)は安保分野、安全行政部長(zhǎng)官は災(zāi)害分野をそれぞれ管理する」と修正していた。

國(guó)家危機(jī)管理の基本指針を変更するには大統(tǒng)領(lǐng)訓(xùn)令として法制処長(zhǎng)に審査を要請(qǐng)し、大統(tǒng)領(lǐng)の裁可を受けるなどの法的手続きが必要となるが、こうした手続きは行われていなかった。メディアへの流出を避けるため秘密裏に行われたものとみられている。

修正された指針はセウォル號(hào)慘事から約3カ月後の14年7月に全ての部処に通知された。

現(xiàn)在の大統(tǒng)領(lǐng)府は今回の事件を「大統(tǒng)領(lǐng)訓(xùn)令不法造作事件」として検察に捜査を依頼したと明らかにした。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「事実なら本當(dāng)に恐ろしい」「リアル詐欺集団だったようだ」「つまり大統(tǒng)領(lǐng)府が國(guó)民を捨てたということ」など驚きや批判の聲が上がっている。また「工作するならきちんとやりなよ。赤ペンで修正って…」「國(guó)の恥さらし。赤ペン先生じゃないんだから」「修正した人はどんな気持ちでその文章を書いた？きっと恥ずかしかっただろうな」などと指摘する聲も。

そのほか、「セウォル號(hào)慘事にはなぞが多過ぎる。解決する術(shù)はあるの？」「一般の國(guó)民は死ぬまで真実を知れない可能性もあるね」などと懸念する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）