2018年3月17日、米ブルームバーグ通信社によると、中國當(dāng)局はこのほど、數(shù)十年計(jì)畫で世界各國への援助を拡大し、大國としての地位固めを進(jìn)めるとの外交改革方針を発表した。外交戦略で中國は米國を引き離しつつある。參考消息網(wǎng)が伝えた。

米中の戦略の差はますます大きくなっている。中國は長期的視野に立ち、外交戦略の強(qiáng)化を進(jìn)めているが、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は就任から1年あまり、方針がぶれ続けている。トランプ氏は13日、レックス?ティラーソン國務(wù)長官を解任し、後任にマイク?ポンペオ中央情報(bào)局（CIA）長官を充てると発表した。國務(wù)長官は交代したが、トランプ氏の「中國脅威論」に基づく外交姿勢は維持される見通しだ。

一方、中國政府はこのほど、全國人民代表大會（全人代、國會に相當(dāng)）に機(jī)構(gòu)改革案を提出した。巨大経済構(gòu)想「一帯一路」計(jì)畫に基づき、軍事的影響力を引き上げ、空母の建造、海外での港灣インフラ整備に一層力を入れる狙いだ。18年の外交予算は600億元（約1兆円）に上り、11年の2倍に増大した。

トランプ政権は中國を戦略上のライバルと位置付け、中國に一層の協(xié)調(diào)姿勢を取るよう求めている。だが、今回の國務(wù)長官交代により、トランプ氏の言行不一致により、外交努力による効果は削がれているのが現(xiàn)狀だ。（翻訳?編集/大宮）