日米豪印4カ國戦略対話に神経とがらす中國メディア、新たな対中包囲網(wǎng)、「傲慢、偏見、嫉妬と敵視」隠す

Record China    2017年11月4日(土) 16時(shí)40分

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中國メディアが日米豪印4國による戦略対話に神経をとがらせている。新たな対中包囲網(wǎng)の形成とみているためで、「戦略協(xié)力に傲慢と偏見、嫉妬と敵視を深く隠すならば、前向きな影響をもたらすことはない」と批判している。寫真は天安門。

2017年11月3日、日本、米國、オーストラリア、インド4國による戦略対話に中國メディアが神経をとがらせている。アジア太平洋地域で連攜を強(qiáng)化する新たな対中包囲網(wǎng)の形成とみているためで、「戦略協(xié)力に傲慢(ごうまん)と偏見、嫉妬と敵視を深く隠すならば、前向きな影響をもたらすことはない」と批判している。

日米豪印の戦略対話は、安倍晉三首相が2007年に第1次內(nèi)閣で提唱した枠組み。日米豪、日米印の外相會(huì)談や次官級(jí)協(xié)議など一部が定例化したが、中國との摩擦を避ける思惑から4カ國首脳の協(xié)議は実現(xiàn)しなかった経緯がある。

米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の日本を含むアジア訪問を控えた10月末、河野太郎外相は日本メディアとのインタビューで、4カ國の首脳級(jí)でつくる戦略対話の実現(xiàn)を目指す考えを表明。南シナ海からインド洋を経て、アフリカに至る地域を中心に自由貿(mào)易を推進(jìn)し、防衛(wèi)協(xié)力も念頭に置いている。河野外相は名指しを避けたが、現(xiàn)代版シルクロード経済圏構(gòu)想「一帯一路」などを掲げて海洋進(jìn)出を強(qiáng)める中國に対抗する狙いがある。

これについて中國網(wǎng)は「4カ國の戦略対話は政治的に、いわゆる『価値観』を基礎(chǔ)としている」と指摘。「安倍首相は10年前にこの構(gòu)想を打ち出し、『価値観外交』により大義名分を與えようとした。これは安倍首相の中國に対する、価値観をめぐる優(yōu)越感を示している」とみている。

中國としては「米日豪印が心を一つにして協(xié)力し、インド洋?太平洋諸國のインフラ整備と経済発展を本當(dāng)に支持するならば、當(dāng)然ながら拍手し歓迎する」と強(qiáng)調(diào)。しかし、「経済発展問題に無理に価値観をこじつけようとし、戦略協(xié)力に傲慢と偏見、嫉妬と敵視を深く隠すならば、インド洋?太平洋地域に安定的かつ前向きな影響をもたらすことはない」と非難している。

さらに「安倍首相は昨年、『自由で開かれたインド?太平洋戦略』を打ち出し、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は『アジア太平洋リバランス』や環(huán)太平洋連攜協(xié)定(TPP)などの構(gòu)想を打ち出した。その多くが中國けん制という目的を持っている」と説明?!副摔椁长韦瑜Δ拾k想にしがみつき、後ろめたい役割を演じるならば、千載一遇の好機(jī)を逃し、この偉大なる時(shí)代を臺(tái)無しにすることになる」としている。

中國網(wǎng)は別の記事で「インドと日本のシーパワーはインド洋の主要航路付近で3日間の高強(qiáng)度対潛戦合同演習(xí)を開始した。インド海軍は米國から輸入した新型P8I長距離対潛哨戒機(jī)2機(jī)を、海上自衛(wèi)隊(duì)は米製P3C対潛哨戒機(jī)2機(jī)を派遣した」と報(bào)道。中國の軍事専門家の「中國海軍のインド洋における正常な航行にいちゃもんをつけている。このようなやり方は理解に苦しむ」との見方を紹介している。(編集/日向)

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