日韓、歴史問題再発で関係悪化の懸念も、海自「旭日旗」掲揚(yáng)めぐり韓國の観艦式參加見送り

Record China    2018年10月6日(土) 14時20分

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海上自衛(wèi)隊が韓國で行われる國際観艦式への艦艇派遣を見送った。韓國海軍が旭日旗を掲げないよう求めてきたためで、応じられないと判斷した。歴史問題の再発で日韓関係の悪化が懸念される。寫真は韓國の國會。

海上自衛(wèi)隊が5日までに、韓國?済州島で10~14日に行われる國際観艦式への艦艇派遣の見送りを決めた。韓國海軍が旭日旗(自衛(wèi)艦旗)を掲げないよう求めてきたためで、応じられないと判斷した。日韓は8日、未來志向の関係構(gòu)築などをうたった1998年の共同宣言から20周年を迎えるが、歴史問題の再発で関係悪化が懸念される。

舊日本軍も使っていた旭日旗が韓國で日本の軍國主義の象徴として改めてやり玉に挙げられるようになったきっかけは、2011年1月のサッカー日韓戦だった。日本人に対する差別行為をとがめられた韓國人選手が「日本側(cè)の応援席に旭日旗があったから」と釈明し、その後、韓國內(nèi)の反日感情とも重なって「戦犯旗」の悪役イメージがすっかり定著した。

海自は1998年と2008年に韓國で行われた國際観艦式で旭日旗を掲げたが、2016年には韓國海軍主催の共同訓(xùn)練に參加した潛水艦救助母艦などの旭日旗も韓國內(nèi)で物議を醸していた。複數(shù)の韓國メディアが問題視。閉會式の場所が拒否反応を配慮して官民共用港から海軍基地に変更された経緯がある。

防衛(wèi)省によると、韓國から観艦式への招待があったのは昨年(2017年)10月。護(hù)衛(wèi)艦での參加へ準(zhǔn)備を進(jìn)めていたところ、今年8月末になって韓國側(cè)から日本を含めた參加14カ國に式典の際、マストに國旗と太極旗(韓國旗)を掲揚(yáng)するよう要請があった。日本に旭日旗を避けるよう間接的に求めたもので、さらに3日には艦首艦尾にも旗を掲げないよう通知してきたという。

韓國メディアの報道で要請が明らかになった後、日本側(cè)は「自衛(wèi)隊の艦艇が旭日旗を掲げるのは日本國內(nèi)の法律で定められた義務(wù)」(9月28日、當(dāng)時の小野寺五典防衛(wèi)相)などと反応。自衛(wèi)隊制服組トップの河野克俊統(tǒng)合幕僚長も4日の記者會見で「海上自衛(wèi)官にとって自衛(wèi)艦旗は誇りとしての旗だ。降ろしていくことは絶対にない」と強(qiáng)調(diào)していた。

5日、參加見送りを公表した巖屋毅防衛(wèi)相は「わが國の立場としては、受け入れることができない。先方の意向はよく分からないところがあるが、非常に殘念だ」と指摘。同時に「今後とも日韓防衛(wèi)協(xié)力を推進(jìn)していきたい」と語った。

韓國海軍は海自の參加見送りを受け、「遺憾に思う」と表明した。朝鮮半島情勢が大きく動く中、文在寅政権としては旭日旗問題で日本との関係がこじれることは避けたいのが本音とみられる。

しかし、韓國內(nèi)には「今になって韓國人が旭日旗を見ただけで感情が高ぶるようになったのは、日本が過去の歴史をめぐって被害者たちに心から反省の意を示し、謝罪してこなかったことにある」(朝鮮日報)との聲も根強(qiáng)い。一方で日本國內(nèi)には「韓國の要請は無理筋」(外交関係者)との反発があり、日韓間の新たな火種になった。(編集/日向)

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