中國研究機関、海外旅行市場についてまとめた年度報告発表

BRIDGE    2017年10月19日(木) 16時30分

拡大

中國國家旅遊局直屬の研究機関、中國旅遊研究院がこのほど、海外旅行市場についてまとめた年度報告を発表した。寫真は皇居を訪れた中國人観光客。

中國國家旅遊局直屬の研究機関、中國旅遊研究院がこのほど、海外旅行市場についてまとめた年度報告を発表した。

同レポートは2016年の狀況を中心に市場の発展を紹介するもので、周辺國?地域を旅した人が多いのと同時に中國が掲げる巨大経済圏構(gòu)想「一帯一路」沿線國への旅行者が増えたことや、旅行者のお金の使い道が以前の「モノ」から「體験」に変化してきたことなどを指摘。レポートによると、16年の海外旅行者數(shù)は前年比4.3%増の延べ1億2200萬人で、旅行先の上位10位は香港、マカオ、タイ、韓國、日本、ベトナム、臺灣、米國、シンガポール、マレーシアの順となった。

一方、海外旅行者を居住地別で見た場合、雲(yún)南、四川、青海、內(nèi)モンゴル、新疆など內(nèi)陸部では旅行支出の増加が目立ち、「新一線」と稱される杭州、成都、南京、天津、武漢、重慶、アモイなどでは國際便の増加やビザセンター増設(shè)を背景に旅行者數(shù)の急増が見られた。

海外旅行の主な目的は観光?レジャーが圧倒的多數(shù)を占め、旅行先を決める際に旅行者が重視するのは「観光地の魅力」「旅行費用」「レジャー環(huán)境」「グルメ」「交通事情」「宿泊先の條件」の順。自由な旅を求める人が増えており、お金の使い方は多い順に「ショッピング」「ツアー參加費」「観光地の入場チケット」「食事」「交通費」「宿泊」「文化?娯楽活動」となった。ショッピングが1位となったものの、全體に占める割合は減っており、レポートは「コト消費」へのシフトを指摘している。(提供/Bridge?編集/Asada)

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜