2017年10月20日、中國メディアの中國青年網(wǎng)は神戸製鋼のねつ造問題で日本のネットユーザーから日本の製造業(yè)は沒落したと嘆きの聲が出ていると伝えた。

記事は、神戸製鋼所の品質(zhì)検査データの改ざん問題で、影響を受ける企業(yè)が6000社にも及ぶ可能性があると紹介。日本國內(nèi)のみならず、ダイムラーやシトロエン、ボーイング、エアバスなどの世界的に有名な企業(yè)にまで影響が及んでいると指摘した。

そのうえで、日立製作所製の英國高速鉄道車両に運転初日から水漏れの問題が発生したが、この車両にも神戸製鋼の部品が使用されていたことを紹介。日本のネットユーザーから「日本製は外國にまで恥をさらした」との意見が出ていると伝えた。

また、神戸製鋼では數(shù)十年前からデータの改ざんなどが行われており、しかも「組織的な不正」だったという。管轄官庁である経済産業(yè)省も、以前からこの実態(tài)を把握していた可能性があると伝えられている。

記事は、このスキャンダルに対する日本のネットユーザーの反応を紹介。怒りの聲や驚きの聲が多く出ており、「日本製造の恥だ」とのコメントもあるという。また、「メード?イン?ジャパンという看板は以前のような輝きを失っており、幻想は捨てて堅実に行くべき」との意見もあると紹介した。

中國の現(xiàn)代國際関係研究院の劉軍紅（リウ?ジュンホン）研究員は、日本の製造業(yè)の「沒落」は、グローバル化という大きな流れの中で、日本経済の環(huán)境が大きく変化したことの表れにすぎないと分析?！袱长欷蓼侨毡兢窝u造業(yè)は世界市場におけるシェア率を追求してきたが、これからは収益率が重要となり、コスト競爭や収益競爭が日本企業(yè)の新たな目標になる」とした。そして「今後、日本企業(yè)がいかに転換し、日本経済がどのようにレベルアップするかが、日本が復興するか、それとも沈沒するかと大きく関係している」と語ったという。（翻訳?編集/山中）