2018年5月9日、労働報(bào)は、上海市內(nèi)で正常に使用できるシェア自転車(chē)は、6割にも満たないと伝えた。

労働報(bào)によると、上海市民からはシェア自転車(chē)の品質(zhì)問(wèn)題に関する情報(bào)が寄せられているという。その中には、「QRコードをスキャンしても鍵が開(kāi)かない」、「ブレーキが故障していて、危うく事故になるところだった」などがあるという。

そこで、記者が街へ出て実際に調(diào)査したところ、「半數(shù)以上のシェア自転車(chē)に問(wèn)題があった」といい、サドルや前かごがゆがんでいる、サドルの高さ調(diào)節(jié)が緩み過(guò)ぎている、ベルが鳴らない、グリップがない、ペダルが緩んでいるなどが見(jiàn)られた。しかも「故障」の表示はなく、通常通りQRコードをスキャンして使用できる狀態(tài)だったという。

上海市交通委員會(huì)の最新のデータによると、上海市內(nèi)には約170萬(wàn)臺(tái)のシェア自転車(chē)があるが、上海自転車(chē)業(yè)界協(xié)會(huì)は、「控えめに見(jiàn)ても、正常に使用できるシェア自転車(chē)は6割に満たない」と見(jiàn)積もっているという。業(yè)界団體の基準(zhǔn)では95％に達(dá)しているべきだという。

記事によると、こうした故障自転車(chē)について、シェア自転車(chē)運(yùn)営企業(yè)のモバイク（Mobike）は、故障車(chē)は把握することができ、修理とメンテナスを行っていることを強(qiáng)調(diào)しているという。

モバイクの擔(dān)當(dāng)者によると、上海に約67萬(wàn)6000臺(tái)を投入しているが、すべてに位置情報(bào)の付いたロック解除システムがあり、ロック回?cái)?shù)と使用者のフィードバックに基づき、隨時(shí)故障車(chē)を回収して修理している。同時(shí)に、1臺(tái)1臺(tái)の狀況を記録しており、使用時(shí)間や回?cái)?shù)の多い車(chē)両は定期的に回収してメンテナンスしている?，F(xiàn)在、毎日5000臺(tái)がメンテナンスのために回収されているとのこと。

しかし、別のシェア自転車(chē)企業(yè)のofoの擔(dān)當(dāng)者は、「具體的にどんな問(wèn)題が発生したのか、直ちに把握することは難しい。多くの場(chǎng)合、使用者のフィードバックに依存している」と認(rèn)めた。別のシェア自転車(chē)企業(yè)の関係者も、「ブレーキの故障やペダルの故障など小さな問(wèn)題は、使用者が報(bào)告しなければ、システムは『未使用』と認(rèn)識(shí)するだけで、何日も使用されない狀態(tài)が続いて初めて注目するだけだ」と語(yǔ)ったという。モバイクは、故障を発見(jiàn)したら直ちに報(bào)告してほしいと呼びかけている。（翻訳?編集/山中）