Record China 2020年4月7日(火) 12時10分
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仏RFIの中國語版サイトは7日、「戦狼(せんろう)外交が中國を損なう、高圧的な態(tài)度やめるよう専門家が提言」とする記事を配信した。寫真は北京の天安門広場。
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仏RFIの中國語版サイトは7日、「戦狼(せんろう)外交が中國を損なう、高圧的な態(tài)度やめるよう専門家が提言」とする記事を配信した。
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記事はまず、中國の崔天凱(ツイ?ティエンカイ)駐米大使が5日付の米紙ニューヨーク?タイムズに寄稿し、「私は愛するニューヨークがこの危機(新型コロナウイルスの感染拡大)を乗り切れると一瞬たりとも疑っていない」と述べたことを取り上げた。
そして、崔大使の発言は、本心であるかどうかはともかく、中國外交部の趙立堅(ジャオ?リージエン)報道官に代表される「戦狼外交官(タカ派外交官、中國軍特殊部隊『戦狼』の元隊員が海外で大活躍するという中國の大ヒット映畫シリーズにちなんでそう呼ばれる)」とは異なり、少なくとも外交辭令は失っていないと感心する聲が一部にあると伝えた。
記事は、習近平(シー?ジンピン)政権になってからますます顕著になってきた、中國の外交官が外交辭令を重んじず威圧的な態(tài)度を取る現(xiàn)象は一部で「王毅現(xiàn)象」とも呼ばれていると指摘。その例として、王毅(ワン?イー)外相が中國の人権問題を指摘したカナダ人記者に対し、「あなたに発言権はない」「あなたは中國に行ったことがあるのか。あなたは中國が1人當たり平均8000ドルの世界第2の経済大國であることを知っているのか。中國が人権を守っていなかったらなぜこんなに発展できるのか。中國の憲法にはすでに人権保護の記述があることを知っているのか」などと「外交儀禮も顧みずに叱責」したことや、趙立堅報道官が「ネット上で拡散された陰謀論を持ち出して」新型コロナウイルスは米軍が武漢に持ち込んだ可能性があるとツイートし、トランプ米大統(tǒng)領から「中國ウイルス」と反撃されたことを取り上げた。
その上で、香港紙の星島日報が6日付の記事で、「中國が國內(nèi)での感染癥の拡大を抑え込んだ後、(マスクや検査キットなどの醫(yī)療物資の提供や醫(yī)療チームの派遣といった)『抗疫外交』を展開していることを評価する聲がある一方で、西側諸國の警戒心を招いている」とした上で、「しばしば中國のために入れ知恵すると言われている」シンガポール國立大學の鄭永年氏の見方として、「中國は現(xiàn)在の高圧的な態(tài)度をやめて人道的配慮に戻るべき」「中國政府が強調する『大國の責任』は、國外では『これを機に覇権を握ろうとしている』と理解されやすい」「中國が外國への支援で得られた信用や名譽、評判は、メディアや宣伝機関、外交當局によって消費されてしまっている」と報じたことを紹介した。(翻訳?編集/柳川)
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