■■■■■2008年5月22日 ■■■■■

【その他の寫(xiě)真】

鳥(niǎo)の巣の中は、夕暮れ時(shí)になって蒸し暑さがぐっと増してきた。

陸上の北京五輪テスト大會(huì)「中國(guó)オープン」の初日、夜の部の試合が7時(shí)からスタートした。前回の競(jìng)歩、マラソンと違い、今回は初めて國(guó)家體育場(chǎng)(鳥(niǎo)の巣)の観客席がほぼ全て開(kāi)放され、3階席まで含めると9萬(wàn)人を収容するビッグスタジアムがいよいよ本領(lǐng)発揮というわけだ。

午後7時(shí)現(xiàn)在、1，2階席ともパラパラというお客さんの入り。メインスタンドの側(cè)は結(jié)構(gòu)、埋まってきた。今日は夜9時(shí)(日本時(shí)間10時(shí))から、110m障害の世界記録保持者、劉翔が初お目見(jiàn)えする。一足早く、間近で劉翔を見(jiàn)たいという北京市民たちだ。そして、おそらく、これから劉翔目當(dāng)てのお客さんが、仕事を終えて、続々と鳥(niǎo)の巣に集まってくるのだろう。

先ほど、擔(dān)當(dāng)者に聞いたところ、すでに今日発売のチケットは全て売り切れ。北京市民の注目度の高さが伺える。

最初の競(jìng)技である女子100mの予選1回戦が始まった。華やかな音響と軽快な中英2か國(guó)語(yǔ)のアナウンスが會(huì)場(chǎng)を盛り上げる。オリンピックの華?陸上の本番が2か月あまりあとここで行われる。そのときは、この雰囲気にさらに輪をかけて、華やかなフィールドとなるのだろう。

劉翔が出場(chǎng)する110m障害の1回戦は夜9時(shí)のスタート。日本からも內(nèi)藤真人(ミズノ)、大橋祐二(ミズノ)が劉翔とは違う組で出場(chǎng)する。何とか次に進(jìn)んで、「中國(guó)の英雄」との対戦を果たして欲しいものだ。

そして男子100mでは、午前中の1次予選を勝ち抜いた朝原宣治と塚原直貴もいる。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞

■筆者プロフィール：朝倉(cāng)浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?，F(xiàn)在は中國(guó)にわたり、中國(guó)スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國(guó)國(guó)際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。