2017年10月24日、韓國?ニュース通信社によると、韓國のアイドルグループ「SUPER JUNIOR（スーパージュニア）」のメンバー、シウォンさんの家族の飼い犬が同じマンションの女性をかみ、女性がこの傷とみられる敗血癥で死亡したことを受け、韓國のネット利用者の間では「政府のペット管理制度が不行き屆きなのではないか」「飼い主であるシウォンさんも罰を受けるべきではないか」などの聲が上がり、波紋が広がっている。環(huán)球時報（電子版）が伝えた。

韓國ではペットとして飼われていた犬が人をかんでけがをさせた事件が、11年の245件から14年には676件まで急増。15年には1488件も起きるなど問題になっている。韓國の動物保護(hù)法ではいわゆる「猛犬」を連れて外出する場合、犬にマスクをつけ、ひもで引かなければならないと定められている。違反した場合は最大50萬ウォン（約5萬円）の罰金が科されるが、ほかの先進(jìn)國に比べて格段に軽い罰という。

シウォンさんの飼い犬の事故以降、韓國國內(nèi)では政府の管理制度や飼い主の管理責(zé)任を問う聲が拡大。一部にはシウォンさんを責(zé)める意見も出ている。韓國の司法當(dāng)局は、飼い犬が人をかんで死亡させた場合、飼い主は過失致死罪に問われ、2年以下の懲役と700萬ウォン（約70萬円）の罰金を科される可能性もあると説明している。（翻訳?編集/大宮）