2008年5月23日、四川省徳陽(yáng)市人民政府は22日、四川大地震の被災(zāi)者に配られる救援物資を橫流ししていた武裝警察の基地管理職員1人の身柄を拘束したと発表した。同省成都市の「四川在線」が報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

発表によると、今回の不正が発覚したのは住民からの通報(bào)によるもの。今月21日、羅江県公安局萬(wàn)安派出所に老北街で救援物資を売っている男がいるとの情報(bào)が住民から寄せられ、當(dāng)局はただちに捜査を開(kāi)始。事件の報(bào)告を受けた羅江県は緊急會(huì)議を開(kāi)き、本案の迅速な解決と厳粛な処罰を求めた。その結(jié)果、公安當(dāng)局は武裝警察の某訓(xùn)練基地管理職員、王亜棟（ワン?ヤードン）の身柄を同日夜に拘留したとのこと。

徳陽(yáng)市紀(jì)律委員會(huì)と監(jiān)察部門(mén)は地震発生後に市民からの「ホットライン」を設(shè)立。21日までに救援物資の分配や被災(zāi)者テントの設(shè)置、醫(yī)薬品や食料品、飲料水の価格高騰など143件の訴えが市民か寄せられた。また、當(dāng)局の抜き打ち訪問(wèn)調(diào)査などで問(wèn)題が発覚したケースが10件あり、このうち135件の調(diào)査がすでに終わっている。これらの結(jié)果から、同市の幹部職員1人がすでに免職されており、3人が批判教育を受けたという。（翻訳?編集/本郷）