2017年10月28日、澎湃新聞は、日本の河野太郎外相が日米豪印4カ國(guó)による首脳級(jí)戦略対話の構(gòu)築を提起したことについて、中國(guó)の専門(mén)家の見(jiàn)解を紹介する記事を掲載した。

記事は、河野外相が25日に「日本、米國(guó)、オーストラリア、インドで首脳級(jí)の戦略対話體制を構(gòu)築し、南シナ海からインド洋、さらにはアフリカへとつながる地域を中心に、當(dāng)該地域の自由貿(mào)易と防衛(wèi)協(xié)力をともに推進(jìn)することを望む」と語(yǔ)ったことを紹介した。

この提案について中國(guó)國(guó)際問(wèn)題研究院世界経済?発展研究所の姜躍春（ジアン?ユエチュン）所長(zhǎng)が「日本は長(zhǎng)きにわたり米國(guó)との防衛(wèi)協(xié)力を望んでおり、意外なものではない。ティラーソン米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官も先日の演説で、日米豪印の4カ國(guó)を柱とする構(gòu)想を示した。日本の意図は、11月初旬のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)によるアジア太平洋地域歴訪前に米國(guó)から出されたパスを受け、米國(guó)の政策にさらに追隨して日米関係を強(qiáng)化すること、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)就任後受け身になっていた対米関係を修正することだ」と解説している。

姜所長(zhǎng)はまた「安倍首相は第2次政権発足後、日本とハワイ（米國(guó)）、オーストラリア、インドの4カ所をひし形に結(jié)ぶ『安全保障ダイヤモンド』構(gòu)想を打ち出している。ここ數(shù)年、安倍首相はインドとの関係を発展させ続けており、中國(guó)の西側(cè)において対中包囲網(wǎng)のさらなる充実化を企図しているのだ」とも語(yǔ)った。

記事は、ティラーソン長(zhǎng)官がインド訪問(wèn)前の18日に米國(guó)內(nèi)のシンクタンクで「次の世紀(jì)のおけるわれわれとインドとの関係を定義する」という內(nèi)容の講演を行い、そのなかで4カ國(guó)による大同盟立ち上げを提起したと紹介。また、26日にインド訪問(wèn)を終えたティラーソン長(zhǎng)官が「わが國(guó)は日本、インド、オーストラリアとともにインド?アジア地域の安全と平和を守る4大支點(diǎn)になることを望む」と改めて発言したことを伝えた。

中國(guó)の南海研究院の張鋒（ジャン?フォン）氏は「インドは非同盟戦略を取り続けてきた。野心にあふれるモディ首相就任後、消極的な外交姿勢(shì)に変化が生じつつあるが、それでも米國(guó)やその他のいかなる國(guó)とも軍事同盟を結(jié)ぶことは想像できない」との見(jiàn)方を示している。（翻訳?編集/川尻）