2017年10月29日、中國のポータルサイト?捜狐は、中國空軍が真の強(qiáng)さを得るために速やかに克服しなければならない4つの問題について論じたコラムを掲載した。

コラムは「中國空軍の発展はめざましいものがあるが、なおも埋めるべき空白が存在する。これらが解決できなければ、中國空軍は真の強(qiáng)大な空軍にはなれないのである」としたうえで、戦略爆撃機(jī)、戦略輸送機(jī)、重輸送ヘリ、空中給油機(jī)の4分野における「空白」について解説した。

まず戦略爆撃機(jī)については「B2は1回の給油による航続距離が1萬2000キロメートルであり、空中で給油すれば1萬8000キロメートルまで延びる。これはわが國がなおも到達(dá)していないレベルだ。新世代の爆撃機(jī)H20は、航続距離を現(xiàn)役機(jī)H6の倍にあたる1萬2000キロメートルまで延ばし、遠(yuǎn)距離ミサイル搭載量も20トン以上とし、最新の空射長距離巡航ミサイルを搭載すべきだ」とした。

戦略輸送機(jī)については「Y20は優(yōu)秀だが、カテゴリーは戦術(shù)輸送機(jī)となる。將來や世界各國の狀況を考えれば、わが國にも戦略輸送機(jī)が必要だ。戦術(shù)輸送機(jī)は戦闘エリア付近で近距離の兵士および物資の輸送任務(wù)を擔(dān)う輸送機(jī)であり、戦略輸送機(jī)はより重い物を長い距離運(yùn)ぶという特徴を持つ。積載重量は80?100トン以上、航続距離は1萬キロメートル以上だ」と説明した。

重輸送ヘリについては「一般的に最大離陸重量が20トン以上のヘリを指す。この分野ではロシアが世界をリードしており、Mi26ヘリは最大離陸重量が56トン、吊り上げ可能重量が20トンに達(dá)する。わが國は數(shù)カ月前、ロシア側(cè)と重輸送ヘリの共同建造に署名した」としている。

そして空中輸送機(jī)については「大型給油機(jī)が発展トレンドになっている。92トンの燃油を搭載し、約65トンの給油が可能なロシアのIl78に比べれば、中國で現(xiàn)役のHY6は中型給油機(jī)である?？罩薪o油機(jī)に改造可能なY20輸送機(jī)の開発成功は、わが國の空中給油に関する問題を解決し得るものだ」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）