2017年10月30日、楚天都市報(bào)によると、成田空港発の全日空機(jī)で29日、中國(guó)人客のけんかが原因で出発が約2時(shí)間遅れるというトラブルが起きた。

問(wèn)題の便は中國(guó)武漢行きのNH937で、けんかの原因となったのは「荷物棚」だ。エコノミークラスの3人組の中年の女性客が上部の荷物棚が狹かったためか、通路を挾んだ場(chǎng)所にある荷物棚に自分たちの荷物を入れた。その後、後から來(lái)た荷物棚下の席の女性客が武漢の言葉で「誰(shuí)の荷物？」と周囲に確認(rèn)。誰(shuí)からも返事がなかったため、女性は荷物を引っ張り出し、床に落としたという。すると、3人組の1人が「荷物の中には私が買った家電が入っている。壊れるでしょう」と言い、雙方は口論に。同行者も交えてつかみ合いの大げんかへとエスカレートした。

記事は、客室乗務(wù)員が膝をついて周囲の乗客に事情を説明する寫真を掲載しており、「客同士のもめ事は客室乗務(wù)員や他の乗客らの取り成しでようやく収まった」という。この便は午後6時(shí)40分の出発予定だったが、臺(tái)風(fēng)の影響で遅れた上、客同士のトラブルでさらに遅れることに。乗り合わせていた男性客は「本來(lái)であれば29日の午後10時(shí)25分に武漢に到著するはずだったのに、30日の0時(shí)半を過(guò)ぎてしまった」と話し、「こんなことで乗客全員の時(shí)間を無(wú)駄にされた」と憤った。

ネットユーザーからも「公共の場(chǎng)所で自分勝手な振る舞いをする人はいるもんだ」「日本に行ってまでこんな恥をさらすなんて」「問(wèn)題を起こした乗客の記録を殘して公共交通機(jī)関の利用を禁じてほしい」など、批判的な聲が寄せられている。（翻訳?編集/野谷）