2017年11月1日、平昌（ピョンチャン）冬季五輪の開幕まで100日となり、韓國?テレビ朝鮮が、熱戦の舞臺(tái)となる地元?江原道（カンウォンド）での準(zhǔn)備の進(jìn)み具合について報(bào)じた。

平昌五輪組織委員會(huì)はこのほど12の競技場の完工を宣言、大會(huì)に向け準(zhǔn)備は著々と進(jìn)められている。しかし世界から訪れる取材陣や観戦客への「おもてなし」の面では、驚きの事実が明らかになった。

スケート競技などが行われる都市?江陵（カンヌン）にあるAモーテルの価格表を見ると、一般室の繁忙期の宿泊料は「14萬ウォン（約1萬4000円）?」とある。しかし実際に大會(huì)期間中の予約をするには、この最低価格の3倍以上を支払わなければならないという。関係者は大會(huì)中の宿泊料について「50萬ウォン（約5萬円）ほどを基準(zhǔn)にしている。303號(hào)室（VIPルーム）のような部屋の場合は120萬ウォン（約12萬円）が基準(zhǔn)」と話す。また周辺のモーテルや民宿でも団體の長期予約が優(yōu)先され、個(gè)人では予約自體が難しいという問題も依然解決していない狀態(tài)だ。

海外から大會(huì)を取材に訪れるマスコミも「ぼったくり料金」を避けられないという。大會(huì)期間中に冬季五輪関連施設(shè)に駐車するための駐車券はなんと526萬ウォン（約53萬円）。この他にも、通常1萬ウォン（約1000円）ほどで買えるマルチ電源タップが80萬ウォン（約8萬円）、光回線のインターネット使用料は2400萬ウォン（約240萬円）など、驚きの価格設(shè)定がなされている。

こうした実態(tài)に、「一瞬、値段を見間違えたかと思った」「こんなぼったくり商売人はみんな駄目になってしまえ」「國際的な恥だ。五輪はあなたたちにとって詐欺を働く期間なの？」などの聲が寄せられ韓國ネットは大荒れ狀態(tài)。

また「これじゃ外國のメディアも來ないよ」「平昌に來た外國人の韓國のイメージは地に落ちるね」と懸念する聲や、「これほどのぼったくりはさすがに國が取り締まるべきでは？」と求める聲も。

2011年の誘致成功から6年。今や五輪開催を喜ぶ聲はどこへやら、「家でテレビ観戦しようっと」「これを最後に二度と稅金をかけた國際大會(huì)の誘致はしないでね」と冷めたコメントも目立った。（翻訳?編集/松村）