Record China 2017年11月5日(日) 16時(shí)30分
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2日、韓國メディアによると、韓國の大田都市鉄道の電車內(nèi)にくまのぬいぐるみが登場し、話題となっている。資料寫真。
2017年11月2日、韓國?朝鮮ビズによると、韓國の大田(テジョン)都市鉄道の電車內(nèi)にくまのぬいぐるみが登場し、話題となっている。
大田都市鉄道公社は1日、「妊婦を配慮する文化を広めるため、電車內(nèi)の全ての妊婦優(yōu)先席(84席)にくまのぬいぐるみを置いた」と明らかにした。くまのぬいぐるみが持つプラカードには「ここは妊婦優(yōu)先席です」と書かれているという。
大田都市鉄道公社は2011年、韓國の都市鉄道機(jī)関の中で初めて電車內(nèi)に妊婦優(yōu)先席を設(shè)置した。妊婦優(yōu)先席の存在を広く知らせるため、座席のシートをピンク色に変更したり、妊婦らにバッジを配布するなどさまざまな努力をしてきたという。
しかし、妊婦優(yōu)先席が設(shè)置されて5年が過ぎたが、韓國ではいまだに「配慮」文化が定著していないという。韓國の保健福祉部によると、妊婦の約2人に1人が「席を譲ってもらう」などの配慮を受けられていないのが現(xiàn)狀だ。妊婦を配慮できない理由として最も多いのは「妊婦かどうか分からない」で、2番目が「方法が分からない」だという。
妊婦優(yōu)先席は導(dǎo)入されてから現(xiàn)在まで、常に議論の対象となってきた。意見が分かれているのは「席を空けておくべきか」という點(diǎn)。一方の意見は「妊婦が電車に乗ってきたら席を立てばいい」というもので、「『配慮席』であるため強(qiáng)制性はない上、空けておくのは非効率的だ」との主張だ。もう一方は「妊婦が譲ってもらいにくくなるため、常に空けておかなければならない」との意見で、「妊娠初期などは見た目で妊婦であるかを判斷するのは難しいため、空けておくのが『配慮』」と主張している。
ソウル地下鉄を運(yùn)営するソウル交通公社でも、「配慮」文化を定著させるため、「妊婦など社會的弱者のため席を空けておいてほしい」と呼び掛ける放送をするなどの試みが行われている。しかし、どのキャンペーンも「効果がほとんどない」との指摘を受けており、「実効性のある政策が必要だ」と求める聲が出ているという。
大田都市鉄道公社の新たな試みについて、韓國のネットユーザーからは「グッドアイデア」「センスがいいね」「くまが妊婦優(yōu)先席を管理するという発想がかわいい」「空けておくのがいい。一度席に座ると、譲ろうという気がなくなってしまうから」「弱者に『譲る美徳』を示すことが先進(jìn)國になる近道だ」など好意的な反応が數(shù)多く寄せられている。
また「妊婦優(yōu)先席に妊婦が座っているのを一度も見たことがない」「妊婦が前に立っているのに座り続けている男性を何人も見た」「優(yōu)先席が必要であること自體が悲しい。お年寄りと同じように、みんなが當(dāng)たり前に妊婦に席を譲っていればそんな席はできなかったのに」など、妊婦への配慮が定著していない現(xiàn)狀を嘆く聲も多い。
一方で「斷言する。すぐにぬいぐるみを持ち去る人が現(xiàn)れる。この世から配慮という人間味が消えたのはもうずいぶん前のことだよ」との意見や、「子供たちが欲しいと言って騒ぎそう」「果たして効果があるかな?韓國には図々しい人が多いから」などと懸念する聲も見られた。(翻訳?編集/堂本)
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