2008年5月26日付揚(yáng)子晩報によると、シンガポールで學(xué)ぶ中國人留學(xué)生が麻薬約300gを所持していたところ、鎮(zhèn)江潤州の警察に逮捕された。學(xué)業(yè)優(yōu)秀で日頃から親孝行をしっかりとしていたこの學(xué)生、學(xué)費(fèi)を自分で稼げば親に楽をさせられると考え、麻薬の密売に手を染めたという。

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警察によると、學(xué)生の父親は鎮(zhèn)江市內(nèi)に働く労働者。母親もパートをしていた。ともに質(zhì)素な生活を送り、子どもの學(xué)費(fèi)に當(dāng)てていた。學(xué)生も卒業(yè)まで殘り1年で、同時に二つの學(xué)位を得るほどの優(yōu)秀な人物だという。

しかし、問題は鎮(zhèn)江に帰郷した時に起きた。あるバーで若者が現(xiàn)金で麻薬を購入し吸引しているのを見た。そこで學(xué)生は「自分で麻薬を取引できれば、學(xué)費(fèi)を稼ぐことができ、両親に楽をさせられるのではないか？」思いつく。

學(xué)生は秘密ルートから麻薬を入手。5月17日早朝、市內(nèi)の旅館の一室で客が購入しに來るのを待っていた。ところが、警察はこの學(xué)生の行動をすでにチェック済みで、部屋に突入した。彼はベッドの上で悠々とテレビを見ている最中。しかし枕元には白い粉の入った袋が。

彼が所持していたのはケタミンと呼ばれる新種の幻覚剤。合計318g所持しており、末端価格は約2萬元（約30萬円）になる。中國の法律では200g以上麻薬を所持していたら死刑。極刑は免れないだろう。（翻訳?編集/小坂）