2008年5月28日、香港紙?文匯報(bào)は7年にもわたりインターネット上で流行が続く「人肉捜索」についてのコラムを掲載した。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

人肉捜索とはネットユーザーの協(xié)力によりある人物の個(gè)人情報(bào)を特定すること。その起源は7年前にさかのぼる。2001年、あるネットユーザーが掲示板に美女の寫真を貼り付け、自分の彼女だと稱した。それを見たユーザーはすぐに女性が香港のタレント?陳自瑤（ヨヨ?チャン）だと指摘、彼女の個(gè)人情報(bào)まで公開された。これこそが今なおネットを揺るがす「人肉捜索」の起源だという。

アクセス數(shù)44萬、書き込み數(shù)2萬件、多くのマスメディアの関連報(bào)道。これほどの関心を集めた事件が2000元（約3萬円）の香水購入代金未払い事件だと誰が想像できるだろうか。數(shù)千元どころか數(shù)十萬、數(shù)百萬元の代金未払い事件もありふれたものだが、ひとたびネットで注目が集まれば大騒ぎとなる。代金未払いの女性は多くのユーザーの“協(xié)力”により、寫真、身分証番號(hào)、學(xué)籍番號(hào)、テストの成績、攜帯電話の番號(hào)まですべてが公開されてしまった。先日、四川大地震被災(zāi)民を侮辱する映像をアップした女性をはじめ、「人肉捜索」の餌食となった者は後を絶たない。

日本でも個(gè)人情報(bào)を公開される事件は少なくないが、中國と比べれば公開される情報(bào)の範(fàn)囲は比較的狹い。中國では、個(gè)人情報(bào)保護(hù)の関連法規(guī)が未整備であること、攜帯電話番號(hào)などの個(gè)人情報(bào)をネットに公開しているケースが多いことなどが原因と見られる。（翻訳?編集/KT）