2008年6月1日、中國の崔天凱（ツイ?ティエンカイ）駐日大使は1日午前、テレビ朝日の「サンデープロジェクト」に生出演し、四川大地震を機(jī)に海外報(bào)道機(jī)関を積極的に受け入れるなど情報(bào)の公開を進(jìn)めた中國の今後について、「改革開放政策から30年で経済社會が大きく進(jìn)歩した。今後もっとよくなる」と語った。

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同大使はインタビューの冒頭、5月12日の四川大地震発生の直後から、迅速に反応し援助隊(duì)、醫(yī)療チームを送り込んだ日本政府、國民に対する感謝を表明。見送りとなった自衛(wèi)隊(duì)機(jī)による地震救援物資の輸送案については、「メディアが確かな情報(bào)を得ていないのに流してしまった」と述べ、未確定の段階での報(bào)道先行がその後の混亂の原因となったとの見方を示した。自衛(wèi)隊(duì)機(jī)派遣案の経緯について、直接の言及を避けながら、「日中政府は被災(zāi)地の需要、必要を満たすという點(diǎn)でコンセンサスを得ている」として、両國が救援を最優(yōu)先して協(xié)議に當(dāng)たったことを強(qiáng)調(diào)した。

今回の被災(zāi)地報(bào)道に関連して注目された海外報(bào)道機(jī)関の現(xiàn)地取材の受け入れについては、「外國記者に現(xiàn)場に行ってもらうことが人命救助に役立つのであれば積極的にしなければならない」との判斷が最優(yōu)先されたと説明。その上で、改革開放政策の始まりから30年経ち、中國の経済?社會が大きく進(jìn)歩しており、「今後もっとよくなる」と言明。海外の報(bào)道機(jī)関に対しても、「よりオープンな心で中國を理解し報(bào)道してほしい」と呼びかけた。

　同大使によると、中國は開放政策から30年が経過したことで様々な変化を遂げてきており、いままでになかったようなことが起きている。今後、予測不可能なもっと激しい変化が起こり、多くの困難や問題に直面する可能性があるという。（編集部）