中國軍爆撃機(jī)がグアム攻撃の演習(xí)=中國メディア、米軍関係者発言に反発「ムダ話だ」

Record China    2017年11月4日(土) 12時(shí)50分

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新浪網(wǎng)は2日、米國防総省関係者が中國軍のH−6K爆撃機(jī)がグアム攻撃を想定する演習(xí)を行ったと述べたことに対して、「不可能であるし、攻撃するとしても必要ない」と主張する記事を発表した。寫真はH6K。

中國メディアの新浪網(wǎng)は2日、米國防総省関係者が中國軍のH?6K(轟?6K)爆撃機(jī)が米軍の太平洋地域の拠點(diǎn)であるグアム島の攻撃を想定した長距離爆撃飛行の演習(xí)を行ったと述べたことに対して、「H?6Kがグアムまで飛行することは不可能であるし、攻撃するとしても必要ない。ムダ話だ」と主張する記事を発表した。

香港の英字紙、サウスチャイナ?モーニング?ポストなどによると、米軍関係者が10月31日、メディアに対して中國軍のH?6K爆撃機(jī)が「グアム攻撃」を想定した飛行訓(xùn)練を行い、ハワイ近くにも爆撃機(jī)を飛ばしたと述べた。

中國はソ連のTu?16を國産化してH?6爆撃機(jī)とした。Tu?16の初飛行は1952年で、H?6は68年。中國はさらに、H?6を大幅に改良してH6Kとした。初飛行は2007年だった。

新浪網(wǎng)は、H?6の最大離陸重量は19トンで、最大武器搭載量は9トン、最大燃料搭載量は35トン、最大航続距離は6000キロメートルで作戦行動半徑は2500キロメートル前後と紹介。

中國南東部の??哲娀丐楗哎ⅴ鄭uまでの距離は3000キロメートル近くであり、H?6KはH?6と比べて航続距離が伸びたとされるので、グアム島に接近して攻撃することも可能なようにも思えると論じた上で、実際には不可能と解説した。

理由としてはまず、燃料搭載を最大に搭載して離陸する場合、武器搭載量を3トン程度に減らさねばならないので、攻撃は現(xiàn)実的でないと指摘。さらに、米軍が日本本土と沖縄、臺灣、フィリピンなどを結(jié)ぶ第一列島線に先進(jìn)的な早期警戒管制機(jī)、レーダー網(wǎng)、対空ミサイルシステム、さらに沖縄のF?22、F?35ステルス戦闘機(jī)などを大量に配備しており空母艦隊(duì)も存在するなど、極めて密度の高い防空システムを形成していると説明。H6Kが突破するのは困難と論じた。

記事は一方で、中國がグアム島を攻撃する場合、爆撃機(jī)をそれほど接近させる必要はないと主張。H?6Kは巡航ミサイルのCJ?10(長剣?10)を搭載できるように改良されており、CJ?10の射程は1500?2000キロメートルとされていることから、H?6Kはグアム島にそれほど接近することなく攻撃が可能と説明した。また、CJ?10の機(jī)體はレーダー電波をあまり反射せず、しかも超低空を飛行するので米軍側(cè)の対応は困難と論じた。

記事は、中國軍が太平洋上でH?6Kを長距離飛行させる訓(xùn)練を行ったのは、爆撃機(jī)の性能を確認(rèn)し、乗組員に経験を積ませるためであり、米空軍も同様の訓(xùn)練を行ってきたと指摘。グアムに接近させて攻撃することを念頭に置いているとした米軍関係者の話を「ムダ話」と酷評した。

ただし記事は、米軍も巡航ミサイルへの対応力を強(qiáng)化しており、CJ?10の防空網(wǎng)突破能力は低下していると指摘。米軍がトマホークなど巡航ミサイルを持ちながらステルス爆撃機(jī)を開発したのは、相手側(cè)の巡航ミサイル阻止能力の向上に備えるためだとして、中國もステルス性能を持つ爆撃機(jī)の開発が必要と主張した。(翻訳?編集/如月隼人

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