2008年6月1日、英フィナンシャル?タイムズ紙は、四川大地震では真っ先に被災(zāi)地入りし中國(guó)國(guó)民から圧倒的な支持を受けている溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相に関する記事を掲載?！刚韦舜螭视绊懥Δ虬k揮できない首相は、感動(dòng)路線で補(bǔ)っている」と指摘した。

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記事では、溫首相が天津郊外の貧しい農(nóng)村で教員夫婦の間に生まれ、北京の大學(xué)で地質(zhì)學(xué)を修めた後、複雑な政治闘爭(zhēng)の中を「奇跡的に生き抜いてきた」と紹介。03年に首相の座についてからは、「平民総理」として中國(guó)では絶大な人気を誇っているとした。また、震災(zāi)後は余震の危険も顧みず、スニーカーをボロボロにしながら被災(zāi)地を駆け回る姿に國(guó)民は感動(dòng)。被災(zāi)した子供に自らを「おじいちゃん」と呼び、勵(lì)ました姿に中國(guó)全土が涙したと伝えた。

一方で、同紙の北京駐在アナリストRussell Leigh Moses氏は、「首相は真の影響力に欠けるため、農(nóng)業(yè)や福祉改革が遅々として進(jìn)まず貧富の差も拡大するばかり」と指摘、「首相はもはや感動(dòng)路線を強(qiáng)調(diào)するしかない」と述べた。また、「震災(zāi)でのイメージが強(qiáng)く殘ったため、今度は復(fù)興活動(dòng)が思うように進(jìn)まない場(chǎng)合、國(guó)民の鬱憤が溫首相に向けられる恐れがある」として、「感動(dòng)路線」の危険性も指摘した。（翻訳?編集/NN）