2008年6月3日、2日付香港?経済通によると、中國通信業(yè)界再編の詳細(xì)が2日、明らかになった。移動體通信キャリアの中國聯(lián)通股〓（にんべんに分、以下同）有限公司（チャイナ?ユニコム）は同日、攜帯電話のCDMA資産を固定電話キャリアの中國電信股〓有限公司（チャイナ?テレコム）に1100億元で売卻するほか、株式交換の方式で同じく固定電話キャリアの中國網(wǎng)通集団（香港）有限公司（チャイナ?ユニコム）を合併すると発表した。

中國電信の王暁初董事長によると、CDMA資産の買収は高額なため、親會社の中國電信集団と分割して買収に當(dāng)たる。中國電信集団はCDMAネットワークを662億元で、中國電信はCDMAの業(yè)務(wù)を438億元それぞれ買収する。中國電信は438億人民元の支払いを分割で行い、まず100億元を手元現(xiàn)金で支払い、殘りは中國本土での社債発行によって調(diào)達(dá)する。

中國電信は、中國國內(nèi)31の省、直轄市、自治區(qū)でのCDMA事業(yè)の獨占経営権と、17の國や地域の25社の通信キャリアとの國際ローミング事業(yè)を中國聯(lián)通から取得することになる。

中國聯(lián)通と中國網(wǎng)通との合併に関しては、中國網(wǎng)通1株につき中國聯(lián)通株1．508株を交換することで、中國聯(lián)通が中國網(wǎng)通を傘下におさめる。中國聯(lián)通による買収総額は4391億7000萬香港ドルとなる見通し。買収完了後、中國網(wǎng)通は上場を廃止する。

同合併案はすぐには行わず、9月に開かれる株主総會で合併の是非を問う予定。承認(rèn)された場合、10月にも合併が完了するとみられる。

5月23日には、中國最大の移動體通信キャリア、中國移動通信集団公司（チャイナ?モバイル）が、通信キャリアの中國鉄通集団有限公司（チャイナ?レールコム）を合併すると発表しており、大手通信キャリアによる再編案が出揃ったことになる。

通信業(yè)界の再編には業(yè)界の不均衡是正が背景にある。攜帯電話が普及するにつれ、固定電話キャリアの業(yè)績が悪化している上、これまで中國の通信業(yè)界は攜帯電話、固定電話別に経営ライセンスが分かれており、例えば固定電話の通信キャリアが攜帯電話事業(yè)に參入することはできなかった。

再編案実施に伴い、今後中國當(dāng)局は全通信キャリアに対して通信全業(yè)務(wù)のライセンスを開放するとともに、大手通信キャリア3社に第3世代（3G）攜帯電話の経営ライセンスが発行する流れとみられる。（翻訳?編集/KS）