2008年6月4日付の京華時(shí)報(bào)によると、北京大學(xué)の王錫[金辛]（ワン?シーシン）教授ら3人が政府機(jī)関などに対し、空港高速道路の収入額やその流れに関して情報(bào)公開(kāi)を請(qǐng)求していたことが分かった。

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今年5月1日、「政府情報(bào)公開(kāi)條例」が施行されたが、王教授らの請(qǐng)求は、個(gè)人が企業(yè)や事業(yè)體に対し情報(bào)開(kāi)示を求めた、北京市內(nèi)としては初のケースとなる。

王教授らは、「中國(guó)における高速道路改革」という研究テーマに取り組んでいる。北京の空港高速道路は建設(shè)時(shí)、通行料金を建設(shè)費(fèi)用の返済に充てるとしていたが、その後、市の経営戦略が変わり、30年間の通行料金徴収権が別會(huì)社に與えられるなどしたため、王教授らは研究者として「知る権利」を行使するため、情報(bào)公開(kāi)請(qǐng)求に踏み切った、としている。

請(qǐng)求先は北京市発展と開(kāi)発委員會(huì)や交通委員會(huì)、および通行料金徴収権を得た首都高速公路発展有限公司（以下、首発公司）の3者。前2者からは15営業(yè)日以內(nèi)に回答すると通知を受け取ったが、首発公司からは無(wú)回答。まず、電話で情報(bào)公開(kāi)請(qǐng)求を行う旨、連絡(luò)した際、首発公司側(cè)は公開(kāi)を拒否したという。これに対し、王教授は「條例に基づき、情報(bào)公開(kāi)はなされるべきだ」と行政告訴も辭さない構(gòu)え。また、情報(bào)公開(kāi)請(qǐng)求の相談に答えるホットラインも作り上げた。（翻訳?編集/小坂）