Record China 2008年6月4日(水) 12時(shí)0分
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6月3日、新華社は四川大地震の救援活動(dòng)を契機(jī)に中國(guó)國(guó)民の間で起こっている「日本ブーム」について、「援助に感謝しても歴史は忘れるな」と手放しで融和的な態(tài)度をとることにクギを刺した。寫真は北川チャン族自治県で活動(dòng)する日本の援助隊(duì)。
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2008年6月3日、新華社通信(電子版)は、四川大地震の救援活動(dòng)を契機(jī)に中國(guó)國(guó)民の間で起こっている「日本ブーム」について、「援助に感謝しても歴史は忘れるな」と日本に手放しで融和的な態(tài)度をとることにクギを刺した。
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四川大地震では、日本の國(guó)際緊急援助隊(duì)が発見した遺體に黙禱する姿が報(bào)道されたことで、中國(guó)國(guó)民の間に「日本に感謝する」との聲が巻き起こった。
新華社配信の記事では、こうした「日本感謝」ブームについて、「日本に対する新しい見方が生まれているようだが、こんな時(shí)こそ冷靜に」と呼び掛け、「日本人は思ったより『悪くない』という中國(guó)人が増えているが、我々が今感じているほど『素晴らしい』とも限らない」と手放しのブームをけん制した。
さらに、「中國(guó)の民衆(zhòng)は、日本の援助に感謝するが、歴史を忘れることはない」と強(qiáng)調(diào)。日本の航空自衛(wèi)隊(duì)による救援物資輸送の報(bào)道と、その後の派遣見送りについても觸れ、「慎重な中國(guó)人は理性を取り戻した」と指摘した。
このほか、日本の中國(guó)に対するODAについても言及。日本で「ODAには全く感謝の言葉を発しなかった中國(guó)人が、今回の震災(zāi)でやっと感謝した」との報(bào)道があったことや、中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究所の日本問題専門家、劉軍紅(リウ?ジュンホン)研究員がこれに対し、「ODAは戦爭(zhēng)の賠償金だと誤解している中國(guó)人が多い」とコメントしたことなどを紹介している。
今回、政府系メディアである新華社がこうした報(bào)道をしたのは、中日関係を重視しながらも、國(guó)民が無制限の日本禮賛に流れるのは好ましくない、との政府の意向を反映したものと見られる。(翻訳?編集/NN)
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