2008年6月4日、中國新聞社によれば、北京、上海、重慶、広州など11地區(qū)で土地の譲渡管理に重大な問題が存在しており、違法な用地転用によって1500ヘクタール以上の農(nóng)地がゴルフ場や別荘地として使用されていることが、監(jiān)査署の公開した調査結果で明らかになった。

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北京、天津、上海、重慶、ハルビン、合肥、済南、長沙、広州、南寧および成都の11地區(qū)とその管轄下の28都市で2004?2006年に行われた國有地使用権譲渡金の徴収、管理使用および関連政策の実行狀況について、2007年、監(jiān)査署が監(jiān)査調査を行った。その結果、正規(guī)の手続きを踏まない“以租代徴”という違法な方法による用地転用により、約1541ヘクタールの農(nóng)地がゴルフ場や別荘地に転用されていることがわかった。農(nóng)地を開発する場合、申請を行い、用地の転換をしなければならず、また國務院事務局の発した「ゴルフ場の新規(guī)建設を一時停止する通知」によって、ゴルフ場の建設が規(guī)制されている。

監(jiān)査署農(nóng)業(yè)?資源環(huán)境保護監(jiān)査局の責任者によれば、“以租代徴”は、農(nóng)地の転用審査を逃れ、本來の目的外に使用することで、これにより土地の使用料など法的義務からも逃れることになる?！耙宰獯鷱铡堡螔埓螭摔瑜?、國の土地管理に大きな混亂が生じ、耕地の保護という観點でも深刻な問題となっているという。また、農(nóng)民にとっても長期的に見ればマイナスで、違法な用地の転用は法的な保護を受けることもできず、開発によって破壊された農(nóng)業(yè)を元に戻すことはきわめて困難だという。（翻訳?編集/岡田）