2008年6月4日、中國(guó)新聞網(wǎng)によれば、“呉中第一の名勝”と稱される蘇州市郊外の“虎丘”にある“剣池”の水が20年ぶりに抜かれた。言い伝えではこの池は、紀(jì)元前496年に世を去ったとされる?yún)彝?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=闔閭'>闔閭（こうりょ）の墓の入口だという。

【その他の寫(xiě)真】

虎丘は2500年もの歴史を持ち、宋の時(shí)代の詩(shī)人、蘇軾（1036-1101）もその景観を稱え詩(shī)に詠んでいる名勝。その虎丘にある“剣池”は虎丘観光の目玉となっており、隨所に各時(shí)代の詩(shī)人、書(shū)道家の足跡が殘されている。地方誌の記述によれば、剣池は「絶えず涸れることなく澄み切った水が湧き出る」とされ、“天下第五泉”とも評(píng)されている。また1961年には、全國(guó)重點(diǎn)保護(hù)文化財(cái)にも認(rèn)定されている。

その剣池の持つ最大の魅力は、池の下に呉王闔閭の墓があるという言い伝えで、“剣池”という名稱も、闔閭王が生前に好んだ金の剣が副葬品として埋葬されたことに由來(lái)しているという。また、剣池は闔閭王墓の入口だとする伝説もある。

専門(mén)家による度重なる調(diào)査が行われ、実際には過(guò)去に何度も涸れたことが確認(rèn)されているものの、王墓の謎については未だ明らかにされていない。今回、再び池の底が現(xiàn)れたことで、闔閭王墓の調(diào)査が行われるのでは？との期待の聲も出ている。虎丘観光區(qū)の責(zé)任者によれば、すでに様々な構(gòu)想が練られているとのことで、擔(dān)當(dāng)部門(mén)の報(bào)告を待って正式?jīng)Q定するという。（翻訳?編集/岡田）