2008年6月3日、広東省の「広州日?qǐng)?bào)」の報(bào)道によると、四川大地震被災(zāi)地の復(fù)興に向け、國(guó)內(nèi)でも豊かな省とされる広東省が多額の資金を供出するとの期待が高まる一方、同省自身の臺(tái)所事情も決して楽ではなく、そうした余裕はないのではとの見方を紹介した。

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広東省は18年連続でGDP中國(guó)一を誇り、國(guó)內(nèi)でもっとも経済力があり、財(cái)政基盤がしっかりしていることで知られる。しかし、省內(nèi)では今年多くの企業(yè)が転換期を迎えており、1000社以上の企業(yè)が移転や転業(yè)を計(jì)畫している。また、同省の経済発展や福利厚生には今後巨額の資金が必要だとの予測(cè)もある。今後、8年はかかるとされる被災(zāi)地の復(fù)興は単に物質(zhì)的支援だけでなく、観光業(yè)を主とする産業(yè)基盤そのものを立て直して被災(zāi)者の就業(yè)問(wèn)題も解決しなければならず、もし肩入れすれば広東省は長(zhǎng)期にわたって重荷を背負(fù)うことになる、としている。

また、都市の豊かな生活に慣れた広東人にとって、四川省の被災(zāi)地は想像を絶する修羅場(chǎng)だと指摘。広東省から現(xiàn)地入りした學(xué)生ボランティアたちは被災(zāi)者に混亂を招いただけとの報(bào)道もあり、被災(zāi)地で救助活動(dòng)にあたった広東省の醫(yī)師や看護(hù)士らが、その慘狀に「心的外傷」を負(fù)ったとしてマスコミに訴える一幕もあったという。そうした面からも、四川大地震の被災(zāi)地を、広東省の人間が軽々しく「救援する」などというべきでない、と同紙は結(jié)論付けている。（翻訳?編集/本郷）