2008年6月9日、雲(yún)南省富寧県で7日に発生した交通事故により、有害な化學(xué)物質(zhì)が流出した事件を受けて、隣接する広西チワン族自治區(qū)では水利施設(shè)が汚染され、同區(qū)百色市で住民20萬人の飲み水が危険にさらされている。新華社の報(bào)道。

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事件は今月7日、雲(yún)南省富寧県で有機(jī)化合物フェノール33．6tを積載した輸送トラックが高速道路で橫転し、広西百色水利センターの上流域にフェノールが流入したもの。センターには20億立方メートルが貯水されており、下流の百色市20萬人の飲み水を給水する。

現(xiàn)在、広西チワン族自治區(qū)政府は雲(yún)南省と協(xié)力して事故の処理に當(dāng)たっている。関係部門は、この水利センターから供給された水を住民が誤って飲用しないよう対策に奔走するとともに、新たな生活用水の確保に當(dāng)たっている。さらに、フェノールのさらなる流入を防ぐ河川せき止めや、石灰や活性炭投入による水質(zhì)中和など、多方面で対応を余儀なくされている。(翻訳?編集/愛玉)