2008年6月9日、アメリカのラジオ放送「ボイス?オブ?アメリカ」によれば、シンガポールのリー?クアンユー（李光耀）元首相が、ビジネス誌「フォーブス」にコラムを発表し、中國(guó)と西側(cè)諸國(guó)との間には大きな溝があると指摘した。

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リー元首相はコラムで、中國(guó)は高い教育を受けた中産階級(jí)の増加によって、日本や韓國(guó)、臺(tái)灣、香港、シンガポールと同様に、西洋帝國(guó)主義の被害者という立場(chǎng)から脫卻することができようと指摘。ある研究者によれば、中國(guó)の政治経済は発展を遂げている最中だが、中國(guó)と西側(cè)諸國(guó)の間の溝は埋めがたいものだという。

中國(guó)が四川大地震に際して、西側(cè)諸國(guó)の中國(guó)に対する見方が一時(shí)的には変化したものの、その“同情心”がなくなったとき、西側(cè)諸國(guó)の中國(guó)を“脅威”とする見方が再びあらわれるはずだとしている。

リー元首相は、人権問題にしろ、チベット問題にしろ、中國(guó)と西側(cè)諸國(guó)の雙方の世界観が歩み寄るとともに、雙方の文化的価値観が完全に一致することが有り得ないということを認(rèn)識(shí)することでしか、両者の間の緊張は解消できないと指摘している。（翻訳?編集/岡田）