2008年6月10日、中國の「環(huán)球時(shí)報(bào)」は9日付の仏通信社AFPの報(bào)道として、仏外務(wù)省が北京市當(dāng)局による仏旅行ボイコット指示の撤回を中國側(cè)に呼びかけ、このような行為はパートナー精神に反すると述べた、と報(bào)じた。

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仏外務(wù)省スポークスマンは「北京市政府が市內(nèi)の旅行會(huì)社各社に口頭でパッケージツアーの観光目的地からフランスを外すよう指示したと我々は理解している。すでに中國政府と北京市當(dāng)局には、これが事実なら中國とフランス、EU（歐州連合）のパートナー精神に反すると強(qiáng)調(diào)した」と発言。

AFP通信はさらに、北京市內(nèi)の旅行會(huì)社のうち數(shù)社から「北京市當(dāng)局がフランス行きのツアーを取り消すよう通達(dá)があった」との証言を得たと報(bào)道。だが北京市當(dāng)局は「そのような通達(dá)は出したことがない。我々は中國人旅行者の現(xiàn)地での安全を守るために注意喚起しただけ」と話したことを伝えた。これについて「環(huán)球時(shí)報(bào)」は、「西歐諸國は中國の國民の自発的な行為を政府による組織的な行為と決めつけ、これにより中國政府を非難することが多々ある」と論じている。（翻訳?編集/本郷）