2008年6月10日、蘋果日報(bào)によれば、地震で倒壊し、死者127人を出した四川綿竹市富新第二小學(xué)校の校舎建築を行った企業(yè)の建築責(zé)任者が取材に応じ、設(shè)計(jì)に問題があったことを認(rèn)めた。校舎の設(shè)計(jì)には欠陥があり、耐震性もまったく考慮されていなかった。

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富新第二小學(xué)校の校舎は3階建てで、1989年に落成した。當(dāng)時(shí)建築を行った東郊連合建築隊(duì)の建築責(zé)任者が取材に応じ、倒壊した校舎の設(shè)計(jì)図は近隣の中學(xué)校校舎のものを流用しており、本來の設(shè)計(jì)では、建物は2階建てだったが、學(xué)校側(cè)からの要求で、3階建てとなったことを明らかにした。その際、下の2階部分の補(bǔ)強(qiáng)は行われておらず、予算も削られていたこともあり、梁の構(gòu)造も変更されていたが、現(xiàn)地政府による品質(zhì)検査にも合格していたという。

さらに、「建物はレンガのみで作られており、設(shè)計(jì)の段階から鉄筋はほとんど使用されていなかった」と、責(zé)任者は取材に答えた。地震によって倒壊した原因は、建物の設(shè)計(jì)そのものに欠陥があったほか、「強(qiáng)い地震が発生したことがなかったことから耐震性が考慮されなかったことにある」と、責(zé)任者は取材に答えたが、校舎が倒壊し、多數(shù)の生徒が犠牲となったことについて「特に何とも思ってない。これは自然による災(zāi)害、天災(zāi)だ」と話しているという。（翻訳?編集/岡田）