日本はなぜASEAN諸國で好感度が高いのか―中國専門家

Record China    2017年11月6日(月) 18時40分

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4日、環(huán)球時報は、日本の外務省が東南アジア諸國連合(ASEAN)10カ國を対象に実施した世論調(diào)査で「過去50年で最も貢獻が大きかったのは日本」との結果が出たことに対する、中國社會科學院の専門家の意見を伝えた。資料寫真。

2017年11月4日、環(huán)球時報は、日本の外務省が東南アジア諸國連合(ASEAN)10カ國を対象に実施した世論調(diào)査で「過去50年で最も貢獻が大きかったのは日本」との結果が出たことに対する、中國社會科學院の専門家の意見を伝えた。

外務省はこのほど、ASEAN加盟10カ國を対象に実施した世論調(diào)査の結果を明らかにした。調(diào)査では91%が日本について「とても信頼できる」「やや信頼できる」と回答したほか、「20カ國?地域(G20)諸國で過去50年間でASEANに最も貢獻したのはどこか」という質問では日本が55%と最も多く、以下中國40%、米國32%、韓國24%、オーストラリア23%と続いた。

この結果について、中國社會科學院の日本問題専門家?盧昊(ルー?ハオ)氏は「日本は戦後ASEANに大量の外交資源を投入して、日本の地域外交の基盤と見なしてきた。そして、民間交流やソフトパワーの輸出も一定の成果を収めた。しかし、地理的な遠さや人々との交流頻度に限りがあることから、日本とASEAN加盟國の人々との相互理解は淺いものにとどまっている。日本に対する好感は多くの場合、抽象的なイメージや固定概念に基づき、両國の利害関係に直接的な矛盾がないという前提で成り立っているものだ」と分析した。(翻訳?編集/川尻

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