2008年6月11日、中國(guó)新聞網(wǎng)の報(bào)道によると、中國(guó)文化部が四川大地震による無(wú)形文化遺産の被害狀況について発表した。

【その他の寫(xiě)真】

今回の地震で最も被害が大きかった四川省の北川チャン族自治県、[シ文]川（ぶんせん）県、茂県はチベット族、チャン族などの少數(shù)民族の居住地。中國(guó)唯一のチャン族自治県である北川チャン族自治県は地震により廃墟となり、チャン族に伝わる無(wú)形文化財(cái)とその関連資料が全て埋まってしまった。

四川省全體では、無(wú)形文化財(cái)1萬(wàn)件近く、映像資料1000件近く、無(wú)形文化財(cái)をテーマとした博物館4館、民族博物館11館等が被害を受けた。また、陝西省でも政府による無(wú)形文化遺産保護(hù)プロジェクトの対象となっている漢劇など、無(wú)形文化遺産と関連資料、合わせて12件が影響を受けている。

文化部は被災(zāi)地における文化保護(hù)活動(dòng)をすでに開(kāi)始?，F(xiàn)在、専門(mén)家が資料を収集し、現(xiàn)地専門(mén)家と意見(jiàn)交換を行っており、今後チャン族文化保護(hù)區(qū)の設(shè)立に著手する。再建計(jì)畫(huà)では有形?無(wú)形の文化遺産博物館の計(jì)畫(huà)、建設(shè)を共に重視。また、地震による破壊が特に大きかった場(chǎng)所に新しく博物館を建設(shè)し、文化遺産の保護(hù)及び無(wú)形文化遺産の伝承活動(dòng)を支援する予定だという。（翻訳?編集/YY）