2008年6月14日、人気女優(yōu)のワン?ジー（王姫）の知的障害を持つ息子が、中國最大のエアラインで、スターアライアンスに加盟している中國國際航空（CA）の機長から搭乗拒否を受けた件で、障害者支援組織「中國智力殘疾人親友協(xié)會」が、ワン?ジーの立場を支持する聲明を発表した。現(xiàn)代快報が伝えた。

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搭乗拒否されたことは、ドラマ撮影現(xiàn)場でワン?ジー自身が明らかにした。治療のため、アメリカから13歳になる息子を中國へ呼び寄せようとしたところ、ロスの空港でCA機の機長から、“安全に影響を及ぼす”として、搭乗を拒否されたという。機內(nèi)でやや不安定な様子を見せていたため、機長がやむなく指示したものだが、ワン?ジーは「“安全に影響を及ぼす原因”という理由はひどい。人権侵害に當たる」と、CA側(cè)の措置を批難している。

中國智力殘疾人親友協(xié)會では、CA側(cè)の措置について、「過剰反応すぎる」と表明。やや情緒不安定にはなっても、「“安全に影響を及ぼす原因”には成り得ない」とワン?ジーの立場を支持し、CA側(cè)からの公開謝罪を求めている。

これについてワン?ジーはインタビューに答え、現(xiàn)在CA側(cè)と話し合いを続けている、と明かしている。

ワン?ジーは北京テレビの司會者として活躍後、女優(yōu)デビュー。1993年に社會現(xiàn)象を巻き起こしたドラマ「北京人在紐約」で大ブレイクし、その後も映畫やドラマで活躍。中國を代表する大物女優(yōu)として、絶大な人気を誇っている。（翻訳?編集/Mathilda）