日本の衆(zhòng)議院選挙で勝利した自民黨と公明黨の連立與黨は1日召集の特別國(guó)會(huì)で首相指名選挙と衆(zhòng)院正副議長(zhǎng)選挙を行い、安倍首相を再選した。新華社が伝えた。

慣例によって安倍首相が新內(nèi)閣を組閣。菅義偉官房長(zhǎng)官は1日午後、現(xiàn)閣僚全員の再任を発表した。

衆(zhòng)院選後、日本政界は「一強(qiáng)多弱」構(gòu)造がさらに強(qiáng)まり、安倍首相は「超長(zhǎng)期政権」を図り、改憲プロセスを加速する可能性が高いと指摘される。だが安倍政権は依然內(nèi)部に問(wèn)題を抱えており、安倍首相が今後勝手な行動(dòng)を取れるわけではない。

まず、安倍首相の指導(dǎo)する自民黨と政権パートナーである公明黨とは選挙後、大変微妙な関係になった。両黨間には改憲問(wèn)題でもともと溝があるうえ、公明黨とその支持団體は森友學(xué)園や加計(jì)學(xué)園の問(wèn)題でも自民黨に不満を抱いてきた。今回の選挙では自民黨が大勝する一方で、公明黨は慘敗し、2012年の第2次安倍內(nèi)閣発足以來(lái)、最低の議席數(shù)となった。共同通信社は、公明黨は議席減少で自民黨との間にしこりが生じており、憲法問(wèn)題をめぐる両黨の溝は一層広がったと分析する。

次に、安倍內(nèi)閣は內(nèi)部に不安定化要因を抱える。閣僚の頻繁な失言及び支離滅裂な國(guó)會(huì)答弁が內(nèi)閣支持率の低下を招いた原因の1つであり、安倍首相は大変頭を痛めていた。このため8月の內(nèi)閣改造時(shí)に安倍首相は、経験豊富なベテラン政治家を複數(shù)選んだ。だが事実が証明するように、「精兵強(qiáng)將」を選んでも安倍首相の悩みは消えなかった。麻生太郎副総理兼財(cái)相は選挙後、自民黨の大勝は「北朝鮮のおかげ」と述べたことで、「危機(jī)を誇張し、利用する発言」と各界から痛烈に批判された。

第3に、安倍「一人勝ち」の局面を一度は脅かした森友學(xué)園、加計(jì)學(xué)園の問(wèn)題も収拾にはほど遠(yuǎn)い。伊藤真?日本法學(xué)館憲法研究所所長(zhǎng)は、安倍首相が友人に利益を図った疑いのある加計(jì)學(xué)園の問(wèn)題は現(xiàn)在日本にとって大変重要な問(wèn)題であり、政府は事態(tài)の早期収拾を望んでいるが、國(guó)民はそのような幕引きを決して許さないと指摘する。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/NA）