2008年6月12日、「2008?2009中國(guó)テレビショッピング業(yè)界発展報(bào)告」が発表され、07年の中國(guó)テレビショッピングの産業(yè)規(guī)模が105億元（約1575億円）に達(dá)したことが分かった。しかし、中國(guó)でスタートしたばかりの同産業(yè)が現(xiàn)在直面する問(wèn)題として「信用問(wèn)題」が指摘されている。東方早報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同報(bào)告によると、テレビショッピングは新たな成長(zhǎng)段階に入り、関連番組が急増しているという。番組の放映時(shí)間は、04年は2．8萬(wàn)時(shí)間だったが07年には9．3萬(wàn)時(shí)間に急増。しかし、その効果に限度があることも判明した。

調(diào)査によると、この半年でテレビショッピングの番組を見(jiàn)たという視聴者は76．57％。そのうち約50％は「すぐにチャンネルを変えた」、39．16％は「少しだけ見(jiàn)た」と答え、商品を購(gòu)入したのは10．53％で、毎回の平均消費(fèi)額は約1396元（約2萬(wàn)940円）。なお、人気商品は日用品と攜帯電話だった。

報(bào)告の統(tǒng)計(jì)では、07年のテレビショッピングの産業(yè)規(guī)模（売上）約105億元のうち、テレビ直販は59．1％、専門(mén)販売は40．9％を占めた。

急成長(zhǎng)過(guò)程にある同産業(yè)が現(xiàn)在直面する問(wèn)題について、CSMメディアリサーチの鄭維東（ジョン?ウェイドン）副総経理は「最も重要なのは信用問(wèn)題」と話す。同報(bào)告の調(diào)査ではテレビショッピングを信用しているという視聴者はわずか17．65％。鄭福総経理はその原因について、政府監(jiān)督管理の停滯、市場(chǎng)參入の容易さ、ブランド意識(shí)の希薄さなどによると分析、さらに視聴者のテレビショッピングに対する理解不足も挙げた。（翻訳?編集/汪葉月）