2008年6月16日、「四川新聞網(wǎng)」の報(bào)道によると、四川大地震の発生後、被災(zāi)した乳幼児に自分の母乳を提供し続け、「お母さん警官」として一躍有名になった女性警官?蔣暁娟（ジアン?シャオジュエン）さん（29才）が、この功績(jī)が認(rèn)められ江油市公安局の副政治委員に抜擢された。

【その他の寫真】

蔣さんは江油市公安局で働くごく普通の警察官。地震発生後、生後6か月になったばかりの自分の子供を両親に預(yù)け、救援活動(dòng)の第一線で活躍していた。

被災(zāi)後の混亂が続く中、母親を失った乳幼児が口にできる食物はなく、ほとんど水だけという狀態(tài)だった。ちょうどまだ授乳期だった蔣さんは、そんな子達(dá)を目の前にして「餓死させるわけにはいかない。一人の母親として見過ごすことはできない」と、何のためらいもなく自分の母乳の提供を申し出て、生後2か月から6か月までの乳幼児合計(jì)9人の面倒を見たという。

この様子が報(bào)道された後、ネット上では「お母さん警官」というニックネームを付けられ、多くの賞賛を集めた。

蔣さんは當(dāng)時(shí)の行動(dòng)について「母性本能がそうさせただけ。何も特別なことはしてません」と大きな注目を集めたことに戸惑いを見せ、副政治委員に抜擢された件に関しては「自分にできることをしただけで、私より苦労している警察官はたくさんいます」と謙虛に語っている。（翻訳?編集/HA）