人民網(wǎng)日本語版 2017年11月7日(火) 19時0分
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「熱が出た。故郷の粟がゆを食べたい。上海ガニも食べたい」―メモ用紙の1枚1枚に書かれているのは全て、學(xué)生たちが食べたいと思っている郷土料理だ。
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「熱が出た。故郷の粟がゆを食べたい。上海ガニも食べたい」―メモ用紙の1枚1枚に書かれているのは全て、學(xué)生たちが食べたいと思っている郷土料理だ。安徽省の合肥工業(yè)大學(xué)の學(xué)生が「暖心食堂(心溫まる學(xué)食)18號窓口」と呼ぶ學(xué)食のカウンターでは、毎日、心のこもった料理と心溫まる物語ができあがる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
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朱倩さんは、「料理注文ボード」左上の隅を指差した。そこには、小さな文字がぎっしりと詰まった1枚の小さなメモがひときわ目立っていた?!附袢栅纤饯握Q生日なので、陽春麺をリクエストした。実家にいた頃は特に好きだったわけではなかったが、長い間帰らないでいると、急に食べたくてたまらなくなる」と朱さん。食堂の作業(yè)員は、「午後5時半に、18番窓口に必ず來て下さい」と返事した。
朱倩さんは、「この陽春麺は、この4年間で食べた中で最もおいしい1杯だった。食堂のおじさんやおばさんがみんな集まり、私のためにバースデーソングを歌ってくれた。春の日差しより暖かい気持ちで胸がいっぱいになった」と話した。
「私のような、家から遠(yuǎn)く離れた大學(xué)に入學(xué)した新入生にとって、異郷で故郷の料理を味わうことは、本當(dāng)に感動的な出來事だ」と話す西安出身の1年生?董夢茹さんは、「料理注文ボード」に、「陝西の涼皮(冷麺のような料理)を食べたい」というメモを殘した。
料理注文ボードでリクエストされる確率が高い上海ガニは、學(xué)生が大いに期待するメニューだ。學(xué)食の作業(yè)員は、「近いうちに、學(xué)生さんは5元(約430円)以下で上海蟹を食べることができるようになる」と話した。
食堂のおじさんは、「鍋包肉(薄切り豚肉の甘酢炒め)の特別イベントをやります。沢山召し上がれ!」というとっておきの情報を注文ボードに貼った。學(xué)生たちがリクエストする料理は、最近ますますバラエティーに富むようになった。同校新第二食堂で現(xiàn)場マネージャーを務(wù)める王登峰氏は、「9月に料理注文ボードを開始した當(dāng)初、料理のリクエストはまだ多くなかったが、1カ月余りたった今では、1日50件から70件のリクエストが來ている」と話した。
王氏は「この注文ボードを作ったきっかけは、食堂への意見書だった。學(xué)食で出しているトマトと卵の炒め物について、ある學(xué)生は『少し甘くしてほしい』という希望だったが、別の學(xué)生は、『もう少し塩味がきいている方が良い』と書いた。これらの正反対のリクエストから、『一人一人に対応したカスタムメイド』という考え方が頭に浮かんだ。學(xué)生たちが、自分の好みの味を書いてくれれば、學(xué)生一人一人のそういった希望にできる限り応えるようにしたい」と続けた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KM)
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