2008年6月18日、中國(guó)経済網(wǎng)によると、連日中國(guó)南部を暴風(fēng)雨が直撃しているが、広東省では農(nóng)作物への被害が28萬(wàn)6000haに及んでいる。広西チワン族自治區(qū)でも被害は甚大で約39萬(wàn)9000haが被害を受け、6萬(wàn)2000ha分の作物が失われた。雨がこのまま降りつづけた場(chǎng)合、南部では早稲の収穫が見(jiàn)込めないという危機(jī)的な狀況も発生しうるという。

【その他の寫(xiě)真】

広東省で平均的に収穫される農(nóng)作物は1400萬(wàn)t前後。今回の暴風(fēng)雨の被害により、9萬(wàn)tの減産が見(jiàn)込まれている。1400萬(wàn)tという収穫量から見(jiàn)ると、9tはわずかなもの。しかし、雨がさらに続くと楽観視できない狀況になる。

広東省農(nóng)業(yè)科學(xué)院水稲研究所によると、稲が栄養(yǎng)を蓄える時(shí)期の雨は作物に大きな影響はない。しかし、7月は刈り入れの時(shí)期となり、豊富な日光が必要になる。この時(shí)期に雨が続くと狀況は一変するという。ただ、広東省の早稲は加工食品に用いられるもので、直接消費(fèi)者に大きな影響があるわけではないようだ。

一方、雨の影響で野菜の値段も上がっている。広東省內(nèi)では平均して3割から5割の価格上昇が見(jiàn)込まれるほどだ。専門(mén)家によると、天気の影響で野菜の収穫量は2割程度減る計(jì)算だが、天気が好転すれば価格は10數(shù)日で元に戻るという。（翻訳?編集/小坂）