2008年6月18日、18日付毎日経済新聞によると、人民元の対米ドル相場(chǎng)が上昇ペースを速めている。17日の中國外國為替市場(chǎng)で人民元の対米ドルレートは5営業(yè)日続伸。現(xiàn)地時(shí)間17時(shí)30分時(shí)點(diǎn)の銀行間取引レートは1米ドル6．8913?14元と6．8元臺(tái)に突入し、終値ベースで05年7月の人民元切り上げ後の最高値を更新した。

【その他の寫真】

中國人民銀行が同日朝に発表したこの日の人民元取引の仲値となる基準(zhǔn)値は1米ドル6．8919元?；鶞?zhǔn)値ベースでも切り上げ後の最高値を更新。08年に入ってからの対米ドル上昇幅は約6％に達(dá)した。

17日は米中経済閣僚が一堂に會(huì)する米中戦略経済対話が米國メリーランドで開幕。米國が人民元切り上げを中國に求めることを見越し、現(xiàn)行の柔軟な為替制度をアピールしたい思惑が中國通貨當(dāng)局に働いたとみられる。

リーマンブラザースの中國首席アナリストである孫明春氏は「中國の5月の貿(mào)易黒字額の大きさからみて、米國が人民元のより一層の上昇を求めることは必至」との考えを示した。また「人民元の対米ドル相場(chǎng)は08年內(nèi)に6．7元臺(tái)、09年には6．3元臺(tái)に突入するだろう」との予想も示した。

人民元の対米ドル相場(chǎng)については、JPモルガンのアナリストが年內(nèi)に6．5元臺(tái)に突入し、2012年までに現(xiàn)在の水準(zhǔn)から20％上昇すると予想するほか、ゴールドマンサックスも今後12カ月で10％上昇するとの見方を報(bào)告しており、今後も上昇を続けるとの見方で各予想機(jī)関が一致している。（翻訳?編集/HI）