2008年6月18日、中國青年報によれば、重慶のある女子大學(xué)生がネット上に「重慶で地震を感じたとき、とくに恐くもなく、もっと大きな地震だったら良かったのにと思った」「死んだ人も多くなかった」などと書き込んだことで、強(qiáng)い批判の聲が巻き起こっている。

【その他の寫真】

女子學(xué)生は23歳になる現(xiàn)在まで大きな地震を経験したことがなく、今回の四川大地震が初めてのことだった。率直な印象をネット上のBBSに書き込んだところ、「時と場合を考えろ」「人としての感情がないのか」など批判が巻き起こり、ついには女子學(xué)生の個人情報までもがネット上で公開される事態(tài)となってしまった。

個人情報が公開されたことで、女子學(xué)生本人はおろか、実家の両親にも脅迫などの電話が殺到。これにより、女子學(xué)生は1年間の大學(xué)休學(xué)を余儀なくされた。休學(xué)の手続きは本人に代わり、父親が行ったという。

批判を受け続けている女子學(xué)生は取材を拒否しており、記者に宛てた手紙に「精神的にも肉體的にもボロボロの狀態(tài)」だとつづり、これ以上キズをひろげたくないと話しているという。（翻訳?編集/岡田）