2018年10月5日、韓國の輸出を支える自動車産業(yè)の先行きに危機感が強まっている。輸出と內(nèi)需の同時減少で生産臺數(shù)が落ち込んで自動車産業(yè)全體が揺らぎ、雇用不安も深刻化している。韓國紙は「衰退した造船業(yè)の二の舞になりかねない」と指摘?！副缐菠工欷行n撃はメガトン級」と危懼している。

朝鮮日報によると、韓國の自動車メーカー5社の生産臺數(shù)は2011年の465萬臺をピークに昨年は411萬臺にまで減少した。世界の自動車販売臺數(shù)が史上初めて9000萬臺を突破した昨年でさえ、韓國は7％も減少した。世界市場が好調(diào)なのに、韓國だけが下り坂だ。今年は400萬臺の生産すら危うい。韓國の自動車生産が400萬臺を初めて超えたのは2010年（427萬臺）だったが、韓國の自動車産業(yè)の規(guī)模は10年前の水準に逆戻りすることになる。

5社が1日発表した9月の経営実績も深刻。國內(nèi)販売臺數(shù)は前年同月比17．5％減の11萬130臺、輸出は6．5％減の56萬8320臺にとどまった。これに伴い、現(xiàn)代?起亜自動車の営業(yè)利益率は限界企業(yè)（利益で利払いも賄えない企業(yè)）レベルの2～3％臺に低下。韓國GMは不渡り直前の事態(tài)となり、政府やGM本社の資金投入で延命している。最低賃金引き上げ、労働時間短縮などの悪材料も重なり、部品メーカーの連鎖倒産も現(xiàn)実となっている。

雇用面でも自動車産業(yè)の直接雇用規(guī)模は約39萬人で、造船業(yè)（12萬8000人）の3倍に達する。従業(yè)員1人が4人家族だとして、約160萬人の生計を支えてきたことになるが、雇用人數(shù)は今年初めから毎月1000～2000人のペースで減少し、下請けの中小企業(yè)ではより多くの失業(yè)者が生まれている。

自動車産業(yè)は製造業(yè)生産の14％、輸出の11％を擔う韓國の基幹産業(yè)。朝鮮日報は「自動車産業(yè)の危機が韓國経済に與える影響はメガトン級だ」と述べ、金秀旭ソウル大経営學科教授の「自動車産業(yè)の雇用ショックは始まったばかりで、深刻に受け止める必要がある。自動車は電子と共に韓國の産業(yè)を支える二大基幹産業(yè)であり、自動車が滅べば、深刻な経済危機が訪れかねない」との見方を紹介している。

別の専門家は「造船業(yè)は先手の構(gòu)造調(diào)整を行わなかったために滅んでしまった」と言及?！缸詣榆嚖猡ⅳ蓼辘硕啶纹髽I(yè)が過當競爭している。民間が自発的に構(gòu)造調(diào)整をリードし、未來カーに備えた競爭力を備えることができるように（政府が）支援すべきだ」と訴えている。

自動車産業(yè)の不振について、同紙は社説で「原因は分かりきっている。経営革新の不振と舊來の労働構(gòu)造だ」と強調(diào)。「経営陣はSUV（スポーツタイプ多目的車）や電気自動車（EV）といった市場トレンドを読む上でタイミングを逸した」と説明する一方、「『貴族労組』は世界最低の生産性で世界最高の賃金を受け取る。その労組が新政権で権力まで掌握した」と批判の矛先を文在寅政権にも向けている。（編集/日向）